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血液型による性格の違いに根拠はあるのか?5分でわかりやすく解説!

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真面目で神経質なA型、おおらかでおおざっぱなO型、マイペースで飽きっぽいB型、天才肌で感受性が強いAB型、などと言う話をよく聞くと思います。

はたして血液型による性格の違いには、根拠があるのでしょうか?

今回はそれをまとめました。

血液型による性格の違いに根拠はあるのか?

日本の心理学が出した結論としては、血液型による性格の違いには統計的な関連は認められていません。

そもそも血液型による性格の分類が広まっているのは、日本とその影響を受けた韓国といった一部の国だけであり、それ以外の国では性格と血液型を関係づける習慣がなく、日本の血液型による性格の分類というのは奇妙に思われています。

そもそも血液型への関心自体が無く、大半の人が自分の血液型を知りません。

とはいえ、日本では多くの人が血液型と性格には関係がある、と思っており、実際にそう感じている人は多いようです。

ではなぜそう感じるのでしょうか?

なぜ日本人は血液型と性格の違いに関係があると感じるのか?

以前、日本の心理学者が行った実験で、学生を対象にアンケートの形で、質問紙のA・B・AB・O型それぞれの欄に性格特性と呼ばれるものを列挙したものを学生に渡し、「あなたの実際の性格はどの血液型のものに当てはまるか?」と質問しました。

どの型の学生も「自分の実際の血液型の欄にある性格特性が一致している」と回答した者が90%前後おり、このとき意図的にOとA・BとABの血液型のラベルを入れ替えた(つまり「A型の性格特性があてはまる」と答えた人は実際にはO型が一致していると回答していた。)にもかかわらずこのような結果が出ていました。

その心理学者はこういった分類法が当たっているように感じる理由として、以下のFBI効果と呼ばれるものを上げています。

 

フリーサイズ効果(Freesize):「誰もが着られるフリーサイズのTシャツ」のように、各血液型の特徴として挙げられているものが誰にでも当てはまるものである汎用性があるとしています。

例えば、A型の真面目や几帳面、O型のおおざっぱ、B型のマイペース、AB型の天才肌で感受性が強い、など確かに汎用性がある特性ばかりであり、そう言われればそう思ってしまう、という心理も納得できます。

実験の中の「堅実な暮らしを望む」「マイペースな暮らしを望む」という特徴では、どの血液型でも70%、80%と多くの人が該当すると答えたということで「フリーサイズ効果」だとしている。

ラべリング効果(Labeling):「張られたラベルを信じ込む」ように、「これがA型の特徴」といわれると実際に合ってなくてもそう思ってしまうということ。

インプリンティング効果(Imprinting):暗示性が強い人が当てはまってしまいやすい、「刷り込み」のようにいったん信じ込むとその印象がずっと残るというもの。

 

つまり小さい頃に、A型のあなたは真面目で几帳面、などのような汎用性がある特徴(フリーサイズ効果)を示された場合、そう思い込んでしまい(ラベリング効果)、一度それを信じてしまうと、その印象がずっと残り続け(インプリンティング効果)、血液型による性格の分類は当たっている、と感じてしまうようです。

血液型と人の関係において、予言の自己成就現象が起きている、というのも多く指摘されている。

予言の自己成就現象とは、予言をされた者が、予言の後でそれに沿った行動を取ってしまうことにより、結果としてその予言が的中しているかのように錯覚してしまうことです。

つまり、血液型による性格分類が自分に当てはまっていると思ったことにより、自分の性格をそれに合わせて振る舞ってしまう、ということです。

これにより、一層血液型の性格による分類が当てはまっているように感じてしまいます。

血液型と性格には関係性があるという意見

一方で、血液型と性格には関係があるという意見もあります。

東京医科歯科大学医学部名誉教授で人間総合科学大学教授の藤田紘一郎氏は、著書の『血液型の科学』(祥伝社)の中で、血液型と性格は医学的に関係があると述べています。

その理由として、下記をあげています。

(1)血液型によって免疫力が異なる
(2)血液型ごとにかかりやすい病気とかかりにくい病気がある
(3)その結果、仕事の役割や生活スタイルが形づくられた

例えば、A型は免疫力が弱く、病気にかかりやすいため、人間関係に用心深くなったというものです。
また、A型のルーツは農耕民族であったと考えられ、計画的に穀物を育てる生活スタイルが几帳面な性格を形成したとしています。

逆に、免疫力が最も強いO型は開放的でチャレンジ精神が旺盛な性格になったと考えられるといいます。

また、B型も免疫力が強いためO型と似ているが、肺炎やサルモネラ菌に弱く、大勢の人の中には入らないようになり、独特な性格が形づくられ、AB型はA型以上に免疫力が弱く、人と会うことを避けるように暮らしたため、疑い深く内向的になったのではないかと推測しています。

多少強引な感じは受けますが、血液型による性格診断に医学的根拠を与えた貴重な研究であり、納得できないこともありません

性格は育った環境や友人関係など様々な要因で形成されるため、血液型のみで分類することは単純ではありますが、根本的な資質という意味では影響している可能性も否定はできません。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

日本では血液型と性格というのは関係している、と考えている人が多数ですが、世界ではこう考えるのは日本を含めたほんの一部の国だけであり、血液型と性格の関係には根拠がない、と考えるのが普通なようです。

日本においても、テレビや雑誌などのメディアが根拠なくこれらの関係について取り上げていることが多く、結果として多くの日本人が血液型と性格には関係性がある、と思い込んでしまっているようです。

日本の学者や心理学の間では現状、血液型による性格の違いには統計的な関連は認められていない、というのが見解ですがこれらを理解したうえで人の血液型などを予想してみると、より一層面白いかもしれません。

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