中学生がスカウトされるにはどうすればいいのでしょうか?
スカウトされるにはスカウトマンがよくスカウトしている場所に行き、スカウトマンの目に留まる必要があります。
私も芸能活動を始める前は、スカウトされるためにどうしたらいいかいつも頭を悩ませながら、スカウトされそうな場所をいつもウロウロしていました(笑)
しかし、スカウトされるにはコツがあります。
今回は、これまで30回以上スカウトされた経験のある大手芸能事務所の私がスカウトされるコツを紹介していきます。
中学生がスカウトされるには
中学生がスカウトされる上で重要なことは、スカウトマンがよくいる場所を知り、どんな子をスカウトしているのかしっかり把握する必要があります。
ここがズレていると、どんなにスカウトされたいと思っていてもスカウトされることはありません。
まずはこれらをしっかりと把握しましょう。
一つ一つ解説していきます。
スカウトされる場所
よくスカウトされる場所として定番としては、東京だと原宿、渋谷あたりが定番です。
ちなみにスカウトはほとんど上記のような東京の中心部が圧倒的に多いので、特に地方の人はスカウトよりも芸能事務所のオーディションを狙うべきです。
なぜこれらの場所でよくスカウトされているのかと言うと、見た目が良い若い子がたくさん集まりやすいからです。
特に原宿は若い子のファッションの中心地です。
中学生は服を買うときや遊びに行くときなどよく原宿に行くと思います。
なので、様々な芸能事務所のスカウトマンが原宿でスカウトしています。
具体的には竹下通りを通って、「東急プラザの交差点」あたりによくいます。
私も以前はよくこの辺りをスカウトされるのを期待していつもウロウロしていました(笑)
ちなみに大阪だと「梅田」あたりはスカウトマンがいます。
芸能事務所の数は東京が圧倒的に多いので、スカウトされる機会は東京が一番多いですが、地方でもスカウトされることはあります。
名古屋なら「名古屋駅前」が定番です。
また、デパートやショッピングモールが多い「栄」も、芸能事務所のスカウトマンがよくいるスポットになります。
福岡のスカウトであれば「天神」です。
とくに天神地下街や西鉄福岡駅の大画面前を歩くとスカウトされる可能性があります。
また、福岡市内では「博多駅」や「キャナルシティ博多」も、スカウトマンに声をかけられることが多い場所になります。
スカウトされる見た目
次にどんな子がスカウトマンに声をかけられるのか?
スカウトされる見た目については、女の子であれば清楚で透明感のある可愛い子が一番スカウトマンが声をかけたくなる見た目です。
イメージとしては広瀬すずさんや桐谷美玲さんのようなイメージです。
少しあか抜けている子やギャルっぽい子よりも、断然上記のようなイメージの子が声をかけられます。
理由としては芸能界が欲しい女の子は上記のようなイメージの子だから。
芸能界で売れるために重要な要素としては、CM起用されやすい子や女優として幅広く活躍できる女の子です。
CMというのは企業(会社)のイメージに直結するので、幅広い年齢層から好感度が高いことが重要ですし、女優も上記のようなイメージの子の方が主演として広く使いやすいんです。
CMのところはちょっと難しい話かもしれませんが、要するに幅広い層の人から好感度が高いことが大事なんです。
なので、髪を巻いたりパーマをかけたり、もしくは化粧をしすぎたりつけまつ毛をしたりせず、なるべく素の状態でいましょう。
服装もオシャレしすぎているような感じではなくシンプルで落ち着いた感じにしましょう。
一方、男の子も同じで爽やかで清楚な感じの男の子がスカウトされやすいです。
イメージとしては向井理さんや福士蒼汰さんのようなイメージ。
理由は女の子と同じです。
髪を染めたり刈り上げたり長髪にしすぎるのはNG。
眉毛が細いのもダメです、自然な感じで手入れしましょう。
服装も自分がかっこいいと思っている服装とスカウトマンが良いと思う服装は違います。
ダボっとした格好やギャル男みたいな服装はやめましょう。
チェーンとかつけるのもやめて下さいね(笑)
シンプルな感じにまとめましょう。
わからなければ、雑誌やスマホで上記の芸能人の服装を見て研究しましょう。
スカウトされる時間帯
スカウトされやすい時間帯としては、土日や祝日などのお昼から夕方にかけてが一番スカウトされやすいです。
平日ですと当然、学校があっていないのはスカウトマンもわかっています。
時間帯としては、みんなが出歩くお昼から暗くなる前の夕方までです。
暗くなってしまうと顔がよく見えないのでスカウトする時間帯としては不向きです。
なので、土日祝日のお昼から夕方にかけて、スカウトマンがいる場所に出向きましょう。
スカウトされる人の特徴や共通点
スカウトされる人の特徴や共通点としては、前述の『スカウトされる見た目』のところで書いたような子が圧倒的にスカウトされやすいです。
スカウトされるかどうかは見た目や雰囲気でほぼ決まるので、上記で書いた見た目のところを普段から意識していましょう。
また、見た目以外については、複数の友達と集団でいるよりは一人でいるときの方がスカウトマンも声がかけやすいです。
あとは、雰囲気も大事なので友達と騒いだりしながら歩いたりするのはやめましょう。
見た目と行動、どちらも意識して普段からいることを心がけて下さい。
修学旅行中にスカウトされることはある?
修学旅行中にスカウトされることも当然あります。
その場合は、名刺だけもらっておき、後日しっかりと事務所のことなどを調べてから返事をするようにしましょう。
間違っても修学旅行中に事務所などについて行ったりはしないように。
スカウトされたら気をつけること
スカウトされたら気を付けることについても触れておきます。
まずスカウトされたら大事なことは、丁寧な対応をしてその場で即答せず、名刺をもらって持ち帰りましょう。
そして、家に帰ってから事務所名をネットなどで調べてどんな芸能事務所か、どんな人が所属しているか、どんな分野に強いか、仕事の実績などを調べましょう。
というのも、スカウトしている芸能事務所には無名の小さいところも多いですし、中にはお金がかかるところや悪質な芸能事務所もあります。
知っている芸能人が誰もいない、無名の小さい芸能事務所に所属しても芸能界で売れる可能性はゼロに等しいです。
芸能界で売れるためには芸能事務所の力がとても重要になってきます。
そういう事務所からスカウトされても所属しないのが賢明です。
また、所属に際しお金がかかるところも同じです。
むしろ大手の芸能事務所は所属にお金がかからないことがほとんどなので、そういった事務所は無視しましょう。
というか、スカウトしてくる事務所の大半はこういった小さな芸能事務所だと思って下さい。
大手の芸能事務所はスカウトしなくても毎月何百通と事務所に履歴書が送られてきますし、オーディションを開けば人が集まります。
しかし、小さな芸能事務所は積極的にスカウト活動をしないと人が集まらないので、毎日のようにスカウトに出向いているわけです。
なので、大手の芸能事務所にスカウトされたらラッキーくらいに思っていた方が良いかもしれません。
SNSでスカウトされることもある
最近ではインスタやTikTokなどでスカウトされる可能性もあります。
スカウトされる人の特徴としては、フォロワーが多い、見た目が良い、チャラチャラした写真や変な写真がなく、素の感じの写真が多い人がスカウトされやすいです。
ただし、大半が無名の小さい事務所なので、ほとんどは無視した方が無難です。
スカウトよりも直接芸能事務所のオーディションを受けるべき理由
ここまでスカウトについて話してきましたが、実際に大手の芸能事務所にスカウトされる事は非常に稀です。
私自身もこれまで30社以上の芸能事務所にスカウトされてきましたが、そのほとんどが無名の小さな事務所です。
家に帰って調べてみると知っている人がほとんどいなかったり、オフィスも雑居ビルの1室のような事務所です。
もちろん私自身の魅力が足りなかったのもあるかもしれません。
ただ、そういうところはかっこいいもしくは可愛い人からの応募がないため、積極的に原宿などに出向きスカウトしていくしかありません。
なので、ちょっとでも見た目が整っていれば積極的に声をかけて行きます。
私は一時期毎週スカウト目当てで原宿に通っていたことがありますが、大体そういうところはいつもスカウトしています。
大手の芸能事務所がスカウトするときは、マネージャー等がたまたま外を歩いていて、ものすごくかっこいい子や可愛い子を見たときについでに声をかけます。
なので、たまたま大手の事務所のマネージャーとすれ違い、声をかけてもらえるかどうかはほとんど運です。
皆さんがどんなに優れたルックスを持っていようが、大手の事務所のスカウトマンとすれ違わなければスカウトされません。
なので、スカウトは狙うと言うよりもたまたまされたらラッキーくらいに思い、自分から芸能事務所のオーディションに積極的に参加して行きましょう。
絶対にそのほうが効率的ですし、近道です。
私が実際にオーディションを受けた事務所の中で、今特に一番おすすめの芸能事務所を下記で紹介しています。
中学生でスカウトされて芸能界入りした有名人
広瀬アリス
2021年4月14日に放送されたフジテレビ系『突然ですが占ってもいいですか?』で、自身のスカウトについて語っています。
12歳のとき、地元・静岡の七夕のお祭りで事務所関係者の女性2人に声をかけられました。
名前を聞かれて伝えると、男の子と勘違いしていた2人は驚きながらも連絡先を交換し、後日事務所に仮所属するに至りました。
永野芽郁
画像出典:スターダストプロモーション
2021年5月10日放送のTBS系『霜降りミキXIT』にて語っています。
9歳のころ、東京の吉祥寺、サンロード商店街でスカウトされました。
通りにある靴店の前で、一緒にいた母親に名刺を渡してきたスカウトマンがスターダストプロモーションの関係者だったそうです。
榮倉奈々
画像出典:研音
中学3年生のときに神奈川から遊びに行った渋谷の109前でモデル・芸能プロダクションの関係者にスカウトされ、芸能界入りしました。
高校生になってからすぐに女性向けファッション誌『SEVENTEEN』の専属モデルになります。
スカウト時点で身長は170cmあったそうで、目を引く存在だったことがわかります。
山﨑賢人
画像出典:スターダストプロモーション
中学2年生のときに原宿でスカウトされました。
2019年4月25日放送のTBS系バラエティ番組『櫻井・有吉THE夜会』にてスカウトされたときの様子を「初めての原宿で女性に肩を叩かれた」、「(事務所の)スカウト部の本当の人じゃなくて、その下のバイトの子」だと明かしています。
スカウトされた2009年にはティーン向けファッション誌『ピチレモン』で、メンズモデルとして芸能界デビューしました。
岡田将生
画像出典:スターダストプロモーション
中学2年生のときに、友人と歩いていた原宿でスカウトされました。
当時、バスケットボール部に所属し、部活動に励んでいたため、名刺を受け取ったものの返事はしなかったそうです。
その後、姉の後押しをきっかけに高校進学後に自ら事務所に連絡し、2006年の高校2年生のときには日本工学院専門学校のCMに出演し、芸能界入りしました。
山田孝之
画像出典:スターダストプロモーション
1998年、中学2年生の途中まで鹿児島県で過ごしていたところ、家族で上京。
ラフォーレ原宿に姉と一緒に来ていたことがスカウトのきっかけです。
オレンジのジャージを着用し、女の子と間違うほどかわいらしい容姿のため、スカウトマンに声をかけられました。
その後1999年、日本テレビ系ドラマ『サイコメトラーEIJI2』で俳優デビューを果たしました。
まとめ:スカウトを待つより芸能事務所のオーディションを受けるべき
結論はこれです。
先ほども書きましたが、良い事務所にスカウトされるかどうかは雲なので、スカウトに頼らず自分から積極的に芸能事務所のオーディションを受けていきましょう。
中学生のうちから早めに芸能活動を始めると有利ですし、芸能事務所にもまだ受かりやすい年齢です。積極的にオーディションに参加してみましょう。

これまで5年以上大手芸能事務所にて、俳優、モデルを中心に活動。
出演はドラマ、映画、雑誌、CM、再現VTR、など多数。
芸能界のリアルな話や売れるためのぶっちゃけ話を中心に書いていきます。