レプロエンタテインメントには、主演ドラマ『来世ではちゃんとします』で活躍して“だーりお”の愛称で知られる内田理央やドラマ『ドラゴン桜』で注目を集めた南沙良らの女優が所属しています。
芸能事務所としてはどんな評判があるのか、所属を目指してオーディションに応募しようかと迷っている人にとっては気になるところだと思います。
レプロエンタテインメントについて、芸能・メディア関係者からの情報をもとに紹介します。
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レプロエンタテインメントの評判は?
能年玲奈(のん)が独立して「芸名使用不可能」のトラブルがあった
レプロエンタテインメントについてネットで調べると出てくるのが、過去に所属していたタレントと事務所の間で起きた2つのトラブルです。
そのひとつが、NHK朝ドラ『あまちゃん』でヒロインを演じた能年玲奈の独立です。
彼女は、無断で個人事務所を開設したと言われたことから2016年に契約満了となり、事務所との契約から許可なく芸名が使えなくなり、「のん」に改名。
諸問題については、地方裁判所で係争・協議中と報道されましたが、現在も解決していない模様です。
清水富美加(千眼美子)が幸福の科学に出家して移籍
ドラマ『まれ』『家政夫のミタゾノ』などに出演した清水富美加(現・千眼美子)は、幸福の科学の信者として出家を宣言して芸能活動を休止。
レギュラー出演していた情報番組や映画を降板して、2017年にレプロエンタテインメントとの契約終了が発表されました。
この2人をめぐって、いろんな報道があり、一時は事務所の評判に影響を与えました。
しかし、既に6年以上が経過していて、事務所の状況も当時とは大きく変化しています。
その後、久間田琳加ら若手女優を育て、南沙良が映画主演に加えてJR東日本「Ski Ski」など大企業のCMに相次いで起用されています。
そのことからもわかるように業界では信頼されている大手芸能事務所です。
レプロエンタテインメントのオーディションに関心を持っている人は、不安に感じる必要はありません。
看板女優だった新垣結衣は結婚後に独立
レプロエンタテインメントを代表する女優として活躍してきたのが、新垣結衣です。
彼女は星野源との結婚後、自身のスタイルで活動していくことを決めて、レプロエンタテインメントとの契約を終了してフリーで活動しています。
その後も一部のマネジメント契約は継続しており、レプロエンタテインメントの公式サイトでも所属アーティストに「non-exclusive」(非独占)として新垣結衣が掲載されています。
このことからも、上の2つのケースとは違って、円満の契約終了だということがわかります。
レプロエンタテインメントは、どんな事務所?
事務所の歴史
1991年に設立。
当初の社名は「レヴィプロダクションズ」でしたが、2006年に現在の社名に変更されました。
1990~2010年代には吉川ひなの、長谷川京子、デビュー当時には新垣結衣とルームシェアしていた石田未来、アイドルグループ「ベイビーレイズJAPAN」らが活躍。
長谷川京子は2022年まで23年間レプロエンタテインメント所属でしたが、現在はフリーで活動しています。
小学生のときにスカウトされて芸能界に入った川島海荷は、2007年にアイドルグループ「9nine」に加入して人気を集め、『ブラッディ・マンデイ』など多くのドラマにも出演。
現在もレプロエンタテインメントに所属しています。
男性俳優では中村蒼、宮沢氷魚らが所属しています。
2021年に本社が移転
レプロエンタテインメントの本社はJR目黒駅前のタワービルに所在していましたが、2021年に神田駿河台のちょっとレトロなビル内に移転しました。
スタッフとタレントの距離が近い、アットホームな環境なったという点で、所属タレントの間では好評のようです。
映画・ドラマ製作も手がける
レプロエンタテインメントは、映像作品の製作も手がけています。
最近では福地桃子が主演した映画『あの娘は知らない』、内田理央主演のテレビ東京系ドラマ『自転車屋さんの高橋さん』などを製作しました。
所属する俳優が主演した作品が多く、活躍の場を自社で作り出して存在を広くアピールするという戦略になっています。
劇場「浅草九劇」を運営
レプロエンタテインメントが運営する「浅草九劇」は座席数96の小劇場で、所属俳優も出演しています。
吉本興業のようにお笑い事務所には専用劇場を持っているところもいくつかありますが、俳優系の事務所では珍しく、若手育成の場所として注目されています。
最近では久間田琳加、南沙良、福地桃子らが主演級に成長
かつての所属女優の「センターポジション」的な存在だった人たちが事務所を離れて、レプロエンタテインメントは新しい世代の女優が中心を担うようになりました。
久間田琳加は2020年に『マリーミー!』で連ドラ初主演。
南沙良は映画・ドラマで主演を重ねて演技力が高く評価され、Netflixで配信された『君に届け』でも主演しました。
なにわ男子の大橋和也が主演したドラマ『消しゴムをくれた女子を好きになった。』でヒロインを演じて脚光を浴びた福地桃子。
彼女も、2024年に上演される舞台『千と千尋の神隠しSpirited Away』で上白石萌音、橋本環奈、川栄李奈との4人キャストで主人公の千尋役を演じることが決まっています。
レプロエンタテインメントが求めているタイプは
レプロエンタテインメントはオーディションやスカウトなどによって、新人を発掘しています。
所属している女優たちから、どのようなタイプが求められる傾向があるのかを考えてみます。
モデル性が高い女優志望
レプロエンタテインメントはモデルの所属者が多く、所属している女優も『MORE』レギュラーモデルを務めている内田理央、『nicola』『Seventeen』の人気モデルを経て現在は『non‐no』専属モデルとしても活躍中の久間田琳加など、モデルとしても活躍している人が目立っています。
南沙良も2019年まで『nicola』専属モデルでした。
また、所属俳優の宮沢氷魚もモデル出身です。
モデル向きのビジュアルやスタイルを持っていて、将来は女優として活躍したい人と相性がいい事務所と言えます。
孤高の役がハマる個性派
広瀬すずが主演したドラマ『ネメシス』でジャーナリスト役を演じた真木よう子、北川景子主演の『女神の教室』でクールなロースクールの学生を演じた南沙良など、わが道を行く孤高の役柄が似合う個性派女優が複数所属しているところも、レプロエンタテインメントの特徴になっています。
人見知りで、わいわいと騒ぐタイプではないけれど、独特の雰囲気があると言われたことがある人は、レプロエンタテインメント向きの要素を秘めているかもしれません。
明るいキャラクターでバラエティでも活躍できる存在
一方で、レプロエンタテインメントは事務所の雰囲気は明るく、所属タレントにも明るいキャラクターを持ち味にしている人が少なくありません。
その代表は、元「アイドリング!!!」メンバーでバラエティで活躍して人気を集めた菊地亜美、女優業だけでなく『冒険少年』などバラエティでも個性を発揮している川島海荷、『町中華飲ろうぜ』『BSイレブン競馬中継』などのテレビ番組に出演中の高田秋です。
和風な雰囲気を持つ人
和風な魅力がある女優を擁しているのも、この事務所の特色です。
福地桃子は、コワモテ俳優・哀川翔の実娘というプロフィールのイメージとは違って、存在感の中に和風テイストな魅力を持つ女優で、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』でも好演しました。
人気を集めたドラマ『silent』で川口春奈の親友役を演じた藤間爽子もレプロエンタテインメント所属の女優ですが、彼女は祖父に日本舞踊の人間国宝を持つ日舞の名門一家で育ち、自身も日舞の家元・舞踊家として活躍中です。
ドラマでの演技でも日舞で培われた、しなやかさを発揮しています。
まとめ
レプロエンタテインメントは、元所属女優をめぐるさまざまな出来事もありましたが、現在も多彩なタイプの女優が所属している注目の事務所です。
中でも久間田琳加、南沙良、福地桃子は、急成長を見せている期待の若手として、女優シーンでも大きな注目を集めています。
さらに彼女たちに続いて、今後はどんな女優がこの出てくるのか、注目されます。
これまで10年以上大手芸能事務所にて、俳優、モデルを中心に活動。
出演はドラマ、映画、雑誌、CM、再現VTR、など多数。
芸能界のリアルな話や売れるためのぶっちゃけ話を中心に書いていきます。