「大学生になってからでもモデルになれる?」
「小学生からなど早くから動き出していなければモデルにはなれない?」
モデルになりたいものの、こうした疑問や不安を抱えている人も多いのではないでしょうか?
結論からお話しすると大学生になってからでもモデルにはなれます。
実際に活動する上では、大学生だからこそ得られるメリットも少なくありません。
この記事ではモデルになりたい大学生向けに、モデルになる方法や注意点等を解説します。
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大学に入った後からでもモデルになれる?
大学生になってからでもモデルになることはできます。
子役としてスタートすることには相応のメリットがあるものの、仕事が自由に選べないなど子供ならではの制約があるのも事実です。
大学生になれば、さまざまな責任を自分で取らなければならなくなる反面、自分がやりたいことに積極的に挑戦できるようになります。
また、18歳以上になれば事務所との専属契約をはじめとする契約も自分の判断で契約できるようになります。
モデル仕事の中で自分がやりたいと思えるものを積極的に選ぶことができるため、子役からスタートした人とは異なるキャリア形成ができるかもしれません。
大学に入ってからモデルになった人も多い
大学に入ってからモデルになった人は多くいます。
「バイト感覚で始めたことが卒業後に本業になった」というモデルはたくさんいます。
例えば、現在「ar girl」の人気モデルである福地夏未は大学生時代にサロンモデルとしてデビューした人です。
また、大学時代にフランスに留学したことをきっかけにモデルとしての活動をスタートさせ、現在パリコレモデルとして活躍している人もいます。
「大学に入ってからモデルになれるだろうか」ではなく、やるかやらないかの差しかありません。
一方、モデルにかぎらず全ての仕事は若いうちからスタートし、継続している人には相応のメリットが得られるものです。
モデルになりたいのであれば、なるべく早く行動を起こすようにしましょう。
「現役大学生」がモデルとしてのステータスになることも
現役大学生であることがモデルとしてのステータスになることもあります。
知名度をあげる上で「分かりやすさ」は非常に重要です。
プロフィールや自己紹介の際にパッと聞いてイメージしやすいフレーズ・キャッチコピーがあると、より多くの人に認知されるようになります。
「現役大学生」というフレーズを耳にした瞬間、
- 若い人
- これから何かを始める人
- 元気な人
- 未熟な人
- 社会経験が浅い人
といったイメージを抱く人は非常に多いです。
こうしたイメージを利用することは、多くの人に自分の存在を認知してもらう上で重要になってきます。
特に有名大学に在学中である場合は「現役〇〇大学生」「インテリ大学生モデル」といった文言が使えるため、知名度をあげる上で非常に有利です。
卒業後もモデル活動での経験が活きる可能性もある
在学中に始めたモデル活動が軌道にのったことにより、卒業後もモデル一本で仕事をする人はもちろんいます。
一方で卒業後モデルの仕事を一切辞め、企業に就職する人も少なくありません。
モデルの仕事の現場では、
- 時間を守る
- きちんと挨拶をする
- 整理整頓ができる
- 与えられた仕事に対し責任をもって全うする
といった一般常識的スキルが求められます。
在学中のモデル活動を通して培ったこうしたスキルは企業で働く場合も活きることでしょう。
また、近年の副業解禁の流れを受け、卒業後は企業で働きながらも週末などに副業としてモデルの仕事をする人も最近は増えてきました。
大学生がモデルになるには
以下では大学生がモデルになる方法を紹介します。
モデル事務所に所属する
モデル事務所に所属することは、モデルとしてのキャリアをスタートさせる最も一般的な方法です。
モデルになりたいのであれば、まずは自分にあったモデル事務所を探し、所属することをおすすめします。
事務所に所属することのメリットは、事務所がこれまでに培ってきたノウハウや人脈などを利用してモデルの仕事ができることです。
最初からどこにも所属せずフリーで始めるのであれば、人脈やノウハウを自分一人の力で築かなければなりません。
モデル事務所に所属することでこうした手間を省き、よりスムーズにキャリアをスタートさせることができます。
また、事務所に所属することでストーカーやアンチなどからの攻撃防止効果が得られることもあります。
オーディションに参加する
雑誌の専属モデルオーディションなどに参加するのも効果的です。
オーディションに合格し、専属モデルになることでモデルとしての活動をスタートさせられるだけでなく知名度をあげることもできます。
オーディション情報を積極的に集め、自分に合ったものを見つけたら積極的にエントリーしましょう。
一発でオーディションに合格できない人の方が圧倒的に多いです。
オーディションに挑戦する場合はス、キルを身につけながら数をこなすよう心がけましょう。
SNSなどでセルフプロデュースをする
最近ではSNSなどを通して、モデルのキャリアをスタートさせる人も増えてきました。
インスタグラムやTikTokといったSNSで積極的に発信することで、業界の人から目を留められる可能性を高められます。
また、オーディションやコンテストの中には、SNSなどのフォロワー数が審査項目に含まれているものも増えてきました。
そのため日頃から積極的にSNSで発信することで、上記のオーディションに挑戦する上で有利になることもあります。
ミスキャンパスなどのコンテストに出場する
ミスキャンパスや国際ミスコンなどに出場することで、モデルとしてのキャリアをスタートさせることもできます。
厳密に言うとモデルとミスコンは全く別物です。
モデルの仕事では、商品をよく見せながらも個性を表現するという高い技術が求められるのに対し、ミスコンでは本人の個性をどれだけアピールできるかが重視されます。
しかし「本人の個性ありき」である点においてはモデルもミスコンも共通しています。
従ってミスコンに出場することで知名度アップや人脈形成といったメリットだけでなく、モデルとしても重要なスキルを身につけられるといったメリットも得られるのです。
そのため大学生になってからモデルになりたい場合は、こうしたコンテストにも積極的に参加するようにしましょう。
大学生におすすめのモデル事務所
AVILLASTAGE(アヴィラステージ)
アヴィラステージは小倉優子さん、眞鍋かをりさん、重盛さと美さん、ミラクルひかるさん、クリス松村さんなど幅広く多くのモデルやタレントさんが活躍した大手の芸能事務所です。
私は大学生のときにアヴィラステージのオーディションを受けたことがあります。
アヴィラステージが良かった理由としては、大手芸能事務所でありながら最近新人発掘に力を入れていて、所属できる可能性が高いということです。
芸能界で売れるためには大手の芸能事務所が重要であるというのはこのサイトでも散々お話ししています。
大手の芸能事務所というのは、人気が殺到しほとんどの人が所属できないのが現状です。
アヴィラステージでは現在、大学生のモデルを積極的に募集しており、オーディションを開催しています。
また私が過去にオーディションを受けた時は、5人くらいで1グループでオーディションを受ける形でした。
終始和やかな雰囲気で、簡単な自己紹介と特技などがあれば披露するくらいのオーディションでした。
またオーディション会場にクリス松村さんなどもいらっしゃって、色々な芸能界のお話を聞けたりもしました。
オーディション自体初めての人も多く、和やかな雰囲気で未経験でもとてもやりやすかったのを覚えています。
受けるだけでもとてもいい経験になったので、積極的に受けてみることをおすすめします。
テアトルアカデミー
テアトルアカデミーは、創業から40年続き長く日本の芸能界を引っ張ってきている有名な芸能事務所です。
月間平均出演数も1,500本以上と、業界との太いパイプがタレントの仕事につながっています。
所属タレントは、鈴木福さん(フジテレビ「一休さん」)、谷花音さん(テレビCM「キシリクリスタル」)、脇知弘さん(日本テレビ「ごくせん」熊井輝夫役)、小越勇輝さん(ミュージカル「テニスの王子様」越前リョーマ役)など多数。
大学生からのモデルもたくさん活躍されていて、内田蓮さんが「nicola」の専属モデル、横溝菜帆さんがPopteenのモデルをされております。
有名雑誌の専属モデルなどは倍率がもの凄いので、かなりご活躍されています。
参加者はオーディション未経験の人も多いので、非常に受けやすいです。
芸能界を目指すのであれば、こちらも受けてみるべきオーディションの1つだと思います。
キャストパワーネクスト
キャストパワーは、大島さと子さんや遠野なぎこさん、黒田福美さんなど長く芸能界で活躍されている方が多数所属されています。
黒田福美さんは昔、金田一少年の事件簿に出演されていて個人的にとても好きな女優さんでした。
そのキャストパワーでは今、大学生の新しく所属する方を積極的に募集しており特にモデルに力を入れています。
主にこれから芸能界を目指していく方向けのオーディションが多く、オーディション内容も自己PRとそれぞれのオーディションに対応した簡単な課題実技となっており、オーディション未経験の方にもとても参加しやすいものになっています。
長く芸能界で活躍されている方が多い芸能事務所なので、これから芸能界を目指そうとしている方にはぜひおすすめです。
大学生がモデル活動をする上での注意点
大学に入ってからでもモデル活動はスタートできるものの、大学生だからこそ意識しなければならないポイントがいくつかあります。
以下では大学生がモデル活動をする上での注意点を5つ紹介します。
学業との両立を心がける
大学生としてモデル活動をする上で、学生の本分である学業との両立は非常に重要です。
学業と仕事の両立をさせる工夫をしなければなりません。
学校に通いながらモデル活動をする生活は非常に忙しいものになります。
特に、モデルの仕事の現場は場所や時間が一定していないため、たとえ事務所に所属していたとしても高いスケジュール管理能力が求められます。
自分でスケジュール管理ができなければ学校や仕事に遅刻してしまうだけでなく、課題に取り掛かる時間を確保できなくなる恐れもあります。
そして万が一、モデルの仕事のために大学を中退することになった場合、社会的なイメージだけでなくモデルとしての印象も悪くなるため、卒業後の進路にも影響を及ぼしかねません。
モデルの中には「中退」や「留年」といったイメージを武器にしている人も少なくありませんが、それができる自信がないのであればストレートでの卒業を目指すことをおすすめします。
スケジュール管理を徹底し、常に学業との両立を心がけるようにしましょう。
将来のことを見据えた上で活動しよう
大学を卒業した後のことも考えながらモデル活動をすることも非常に重要です。
卒業後はモデル一本でやっていくのか、それとも企業などに就職するのかといった将来のキャリアを見据えた上で、活動できるかどうかはその後の自分の人生に大きな影響を及ぼします。
モデルの現場では芸能界関係者だけでなくさまざまな人と交流する機会があります。
ファッションショー等のイベントであれば「イベント制作会社の会社員」「映像会社の会社員」「行政の人」などと交流することも多いです。
一方で、軽い気持ちで下着や水着の仕事を受けてしまったことが、第一志望の企業への就職に影響を及ぼすリスクも決してないわけではありません。
アダルトなどではないにしても、モデル活動中についたイメージが将来生活する上での足枷となるリスクはあります。
大学生は学生でありながらも社会的には一人の大人です。
自由に仕事を選べるからこそ「なりたい自分になるためのモデル活動」をしましょう。
家族をはじめとする周囲の人からの理解も重要
モデルの仕事をしていると面倒なことにも直面します。
実際に、活動をスタートさせる前は「かわいいからなれるよ」と言っていた人が、実際に活動を始めた瞬間にアンチになってしまうといったことは、残念ながら多くのモデルが経験していることです。
こうした家族や友人などとのトラブルを防ぐためにも、大切な人にはきちんと向き合って理解してもらうよう努めましょう。
身近な人ほど挑戦することに対して強く反対するものでもあります。
しかし、身近な人から理解が得られたときには強い力にもなります。
向き合う中で傷つくこともあるかもしれませんが、それこそ年単位の時間がかかる可能性も視野にいれながら、「少なくとも自分は相手に向き合うぞ」という気持ちで相手に説明するようにしましょう。
就職活動への影響はある?
モデルの活動をしていたことが就職活動に悪い影響を及ぼす可能性は決してないわけではありません。
自分のミスにより不祥事などがあった場合は、就職が困難になる恐れもあります。
一方で、在学中のモデル活動が就職活動をする上で有利に働くことも多いです。
芸能界に限らずさまざまな業界の人が関わるものであるため、実際のモデルの現場では一般社会常識の有無が非常に重要になってきます。
モデル活動の中で培われた一般常識は企業での仕事でも役立つことでしょう。
就職面接でモデル活動を通して培ったスキルや学びについて上手にアピールすることで、採用されやすくなる可能性もあります。
顔出しのリスク
モデルの仕事をするということは、不特定多数の人に自分の顔が知られるということでもあります。
街中で、「君、〇〇のCM出てたよね?」「〇〇のポスターに出てた人?」といった声をかけられることもあります。
こうした声かけはポジティブなものも多いですが、仕事で顔出ししたことがストーカー被害につながってしまったケースも少なくありません。
SNSなどで自宅や通っている大学などが特定される被害も実際に起こっています。
顔出しにはリスクがつきまといます。
しかし、こうしたリスクを恐れていてはモデルの仕事を成り立たせることは不可能です。
モデルの仕事にはリスクがあるということを理解した上で活動するようにしましょう。
まとめ
子役時代からモデルをすることには相応のメリットがありますが、大学生になってからでもモデルの活動を始めることはできます。
さらに大学生には子役にはない、大学生ならではのメリットも多いです。
大学生は高い自由度の下でモデルの活動ができるため、学業との両立や将来の自身のキャリアを見据えたうえでモデルの仕事を楽しむようにしましょう。
これまで10年以上大手芸能事務所にて、俳優、モデルを中心に活動。
出演はドラマ、映画、雑誌、CM、再現VTR、など多数。
芸能界のリアルな話や売れるためのぶっちゃけ話を中心に書いていきます。