トップコートには菅田将暉、杉野遥亮、萩原利久らの人気男性俳優や人気女優の杏、清野菜名らが所属しています。
2024年下半期のNHK朝ドラで主演している趣里もトップコート所属です。
次々と主演級に成長して事務所の知名度も高く、いま非常に勢いがある芸能事務所のひとつと言っていいでしょう。
芸能界を目指している人たちにとっては憧れの事務所となっているトップコートには、どんな評判があるのでしょうか。
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トップコートの評判は?
テレビ局や映画関係者との関係が強力
トップコートの代表取締役社長は、日本の芸能界の基礎を作った渡辺プロダクション(現・ワタナベエンターテインメント)の創業者の次女で、豊富なマネージメントの実績からテレビ、映画、広告界の厚い信頼を得ています。
テレビ局やCMを出稿する大手企業に太いパイプがあることが、多くの主演俳優が育つ環境につながっています。
杏・佐々木希が「配偶者のスキャンダル」に巻き込まれた
事務所としては、必ずしもずっと順風満帆だったわけではありません。
杏の元夫・東出昌大(その後、離婚)の不倫騒動、佐々木希の夫・アンジャッシュの渡部建の女性スキャンダルの影響は、トップコートも無傷ではありませんでした。
しかし、冷静な対応を見せて炎上することがなかったので、危機管理の強さを見せました。
過去にはさまざまな理由で「契約終了」になった俳優も
トップコートの男性俳優は『仮面ライダー』やスーパー戦隊シリーズの主役を経て人気俳優になるというのがパターンのひとつになっています(松坂桃李や菅田将暉が該当)。
そのきっかけを作ったのが、2016年までトップコートに所属していた成宮寛貴です。
芸能界を引退して、現在は本名で商品プロデュースなどの活動を行っています。
そのほか、過去にトップコートに所属していた俳優には紗栄子(2008年契約終了)、大東駿介(2011年に移籍)、新田真剣佑(海外での俳優活動を優先させるために2021年円満退社)、「トップコート20thスターオーディション」でグランプリになって『わろてんか』などに出演した水上京香(2020年退社)らがさまざまな理由で契約終了となりました。
少数精鋭だが主演まで育てきる確率が高い
トップコートは少数精鋭の事務所で、現在公式サイトに記載されている所属アーティスト(俳優)は、女性12名・男性11名です(ほかにダンサーのTAKAHIROが所属)。
その半数以上がすでにドラマや映画での主演を経験していて、これほど主演級に成長した割合が高い事務所はほかにあまりありません。
事務所を代表する人気俳優の1人となった中村倫也は、高校1年生の時にスカウトされ早くから期待されていましたが、33歳でゴールデンプライム帯の連ドラに初主演したの遅咲きでした。
トップコートが才能がある俳優と見た人は、じっくりと時間をかけて、戦略的に主演級まで育て切る事務所だということを示して、トップコートに対する世間の信頼が高まりました。
最近ではマネージャー陣が半生を綴った書籍も発売
芸能事務所のマネージャーはあまり表に出てくることはありませんが、2024年9月にトップコートのマネージャー陣が実体験談をつづった『芸能マネージャーが自分の半生をつぶやいてみたら』(株式会社TopCoat・著)がワニプックスから出版されました。
トップコートのマネージャーがどのような人たちで、アーティストとの関係などについてどのように考えているかがわかるので、この事務所に関心がある人は注目です。
元櫻坂46キャプテン・菅井友香の新所属で女優部門に変化?
トップコートは、男性俳優の層の厚さと比べると、女優は木村佳乃、杏、佐々木希というベテランがいるものの、ほかの事務所から移籍してしてきた堀田茜、清野菜名を除くと若手女優はやや層が薄いという声もあります。
生え抜きの若手女優の成長が今後の課題ですが、再び移籍組ではありますが、2024年11月29日に公式サイトでトップコート所属が発表された元櫻坂46の菅井友香は、トップコートの女優部門に新風を起こして、今後に影響を与える存在になりそうです。
トップコートは、どんな事務所?
歴史
代表が女優デビュー前の木村佳乃と出会ったことがきっかけとなり、1995年に設立。
当初の所属俳優は木村だけでした。
現在は松任谷由実、卓球の伊藤美誠選手、将棋の羽生善治らとも業務提携も結んでいます。
主な所属女優
杏
出典:TopCoat
モデル事務所を経て、2008年にトップコート所属となって以降は女優活動が増えて、2011年に『名前をなくした女神』で連ドラ初主演。
2013~2014年にはNHK連続テレビ小説『ごちそうさん』でヒロインを演じました。
2022年からはフランスと日本に拠点を持って活動しています。
佐々木希
出典:TopCoat
地元・秋田のショップ店員をしているところを、全国を縦断して素人の美少女を発掘する雑誌『週刊ヤングジャンプ』のグラビア企画「ギャルコンJAPAN」のスタッフにスカウトされ、初代グランプリに選出。
2006年に「第2回プリンセスPINKYオーディション」でグランプリとなり、10数社の芸能事務所の争奪戦でトップコートが獲得。
2010年から『笑っていいとも!』にレギュラー出演して人気を集め、『土俵ガール!』で連ドラ初主演。現在は番組MCなど幅広く活躍しています。
清野菜名
出典:TopCoat
2007年に雑誌『プチレモン』(現在は休刊)のモデルオーディションでグランプリになり、2011年まで専属モデルとして活躍。
運動神経の良さを活かしアクションのレッスンを受け、2014年にオーディションで映画『TOKYO TRIBE』のヒロインに抜擢され、アクションができる若手女優として注目を集めました。
2018年にはドラマ『今日から俺は!』で橋本環奈とともにWヒロインを演じて脚光を集めます。
2022年に11年間在籍していた松竹芸能系事務所のステッカーから、トップコートに移籍。
2024年春にはドラマ『日曜日の夜ぐらいは・・・』で主演して、高い評価を得ました。
菅井友香
出典:TopCoat
2015年、欅坂46(現・櫻坂46)の1期生オーディションに合格。
2017年からキャプテンを務め、2022年に卒業するまでグループの顔として活躍。
馬術が特技だったことから、2017年から2021年まで日本馬術連盟のスペシャルアンバサダーを務めました。
2024年11月、トップコート移籍を発表。
2024年12月23日に「菅井友香クリスマスイヴイヴライブ配信」に行います。
トップコートが求めているタイプは
華がある“スター”候補
トップコートは世間では、ユマニテ(岸井ゆきの、門脇麦らが所属)やトライストーン・エンタテイメント(小栗旬、赤楚衛二、木村文乃、原菜乃華らが所属)と同じような「俳優事務所」というイメージがあります。
しかし、トップコートの場合は、モデルやバラエティなどでも活躍する佐々木希や堀田茜(2020年にオスカープロモーションから移籍)が所属していることや、菅井友香の移籍後初の活動がアイドル時代からのファンを意識したライブ配信だということを考えると、単なる俳優というよりも、もっと幅広く活躍できる「スター」に育てることを目標としているという感じがします。
華があって、年代を越えた多くの人に支持される可能性を秘めたタイプの人は、トップコート向きと言っていいと思います。
モデル性も重視
杏、佐々木希、清野菜名、堀田茜はいずれもモデル出身です。
洗練されたモデル性の高い雰囲気もトップコート所属女優の特徴になっています。
マジメさも事務所のカラー
トップコートに所属する俳優陣は好感度が高い人が多く、自由奔放でワルなイメージのタイプはメンバーに見当たりません。
過去に事務所を離れた人の中には、少しやんちゃすぎたことが契約終了の要因になったと噂されている人もいます。
その真偽は明らかではありませんが、櫻坂46でキャプテンだった菅井友香が所属になったことが象徴するように、まじめなタイプが所属俳優の特徴になっているのは確かです。
まとめ
トップコートは、俳優・タレントの分野でリーダーシップを取る芸能事務所のひとつとして、勢いがあります。
若手の育成には定評があり、次世代の10代女優としては「三井のリハウス」や「資生堂」のCMで活躍した近藤華が注目を集めています。
チャリティー活動にも積極的で、健全なイメージと安定感は抜群に高い事務所です。
これまで10年以上大手芸能事務所にて、俳優、モデルを中心に活動。
出演はドラマ、映画、雑誌、CM、再現VTR、など多数。
芸能界のリアルな話や売れるためのぶっちゃけ話を中心に書いていきます。