オーディションの自己PRはどんなことを言えばいいのか。
初めてオーディションを受ける方などであれば、みんな最初に持つ疑問だと思います。
今回はこれまで多くのオーディションを受け大手芸能事務所に合格することもできた私の自己PRの例文もあわせて紹介していこうと思います。
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オーディションの自己PRの例文を紹介
それでは実際に自己PRの例文を紹介していきます。
まずは自己PR作成のポイントから。
自己PR作成のポイント・書き方
自己PR作成のポイントは
- どうでもいいことを話さず相手が興味を持つことを詰める
- 実績や特技など芸能に役立つ情報
- 人間味や雰囲気がわかる内容や話し方
などです。
1つ1つ説明していきます。
どうでもいいことを話さず相手が興味を持つことを詰める
これは当たり前のことのようでほとんどの人がちゃんとできていないはず。
「私の趣味は料理で、〇〇が得意です」
「僕は最近読書にはまっていて、最近〇〇という小説を読みました」
どうでもよくないですか?(笑)
まあ個人の自由なので何を言おうが良いと思うんですが、私が審査員ならつまんないなーって思って聞き流しちゃいそうです。
意識してほしいのは、自分のことをただ何となく話すのではなく何を話せば相手が興味を持つか?ということをしっかりと考えて、そこから自己PRを考えること。
これをしっかりできている人は少ないと思います。
自分が人と違った個性や趣味、経験などがないか、何を話したら面白いか、など相手が自分に興味を持ってもらえることを考えて作成しましょう。
ただし、オーディションと全然関係がなさすぎたりする内容などは良くないのでそこはよく考えることが大事です。
部活などをやっていた人は運動経験などみんなが興味を持ちやすい話題なので言いましょう。
あとは出身地など。
大人は人生経験豊富なので、もし自分の出身地に行ったことがあったり同じ出身地の人がいたら一気に興味を持ってもらえます。
人は自分と共通点がある人間に対して好意を抱きます。
芸歴や特技など芸能に役立つ情報
これらは芸能のお仕事に役立つ内容なので何かある人はぜひ話しましょう。
芸歴はもちろん特技や習い事などもそうです。
ダンスをやっていた、芝居を習っていた、体操を習っていた、なども芸能のお仕事につながる可能性があります。
ただそうなった場合、たいてい披露してみて、となるので披露できるように準備しておきましょう。
人間味や雰囲気がわかる内容や話し方
これはちょっと高等テクニックですが、その人の雰囲気や人間味が伝わるようなことを言うのも良いです。
ただ考えてきた自己PRを機械的に読むのではあまり興味を持ってもらえません。
自分の過去のエピソードなど何かプラスになりそうな話題や面白い話などあれば言うと自分という人間が伝わります。
また、話し方も大事です。
ただし無理してぎこちなくなるのはやめましょう。
1分間の自己PRの例文
ここで実際に私が使っていた自己PRの例文を紹介します。
オーディションによって色々試行錯誤もして使い分けたり変えたりもしていたのでこれは1つの例ですが参考にしてみていただければと思います。
「おはようございます。〇〇(名前)と申します。〇歳です。私は〇〇出身で大学進学を機に上京してきました。中学・高校と陸上部に所属しており、400メートルで関東大会にも出場していました。また最近は体を鍛えることが趣味でもともとガリガリだったんですが、今では腕がムキムキになり胸筋まで動かせるようになりました。上京してからは大学生の時にジュノンボーイコンテストに出場し、ベスト30まで残ったことがきっかけで、雑誌やCMのお仕事をやらせていただきこのお仕事に興味を持ちました。これからは藤原竜也さんのようなダイナミックな演技ができる俳優を目指していきたいと思っています。また最近アクロバットにも挑戦しているので、いつか戦隊ものやアクション系の作品にも出演していきたいと思っています。よろしくお願いします」
こんな感じです。
無駄がなく綺麗にアピールポイントだけまとめるようにしていました。
最初の「おはようございます」というのは芸能界では共通の挨拶です。
現場のお仕事などに行った際も時間帯関係なく「おはようございます」と挨拶します。
出身地を言うことで同じ出身の人がいたら一気に興味を持ってくれます。
同じ地元というのは地方出身者ならではですが、妙に親近感がわきます。
また部活の実績を話し運動経験を伝えます。
次の筋トレの話は、ここで必ず自分の体に注目が集まります、
ちょっと見せてみてよ、となれば最高です。
またコンテストの実績など客観的に評価された実績を話し、最後に自分の目指している方向性ややりたいことを伝えます。
1分ではこれが精いっぱいです。
これが必ず正しい、というわけではないので自分なりに、自分らしい自己PRを作成してみて下さい。
オーディションの自己PRの書き出しについて
ここで自己PRの書き出しについて少し補足します。
まず面接などで実際に自己PRを行う場合は、①挨拶②名前③年齢④身分(高校生、社会人など)などを言うのが一般的です。
挨拶についてはさきほどもお伝えした通り、「おはようございます」が業界の共通の挨拶となっているので、「おはようございます」でいいと思います。
年齢、身分についても相手が必ず気になる部分なのであらかじめ言っておきます。
一方、履歴書などに自己PRを書く場合は、①~④の内容は別の項目として用意されているので自己PR欄に書く必要はありませんので、上記で紹介した自己PRの例文からこれらを省いた形で書いていけばいいと思います。
芸能事務所やオーディションの履歴書の書き方とは?審査の裏側も解説
【実体験】受けてよかった芸能事務所オーディション
ここで私が今まで受けてきた芸能事務所のオーディションで一番良かったものを紹介します。
それは、アヴィラステージのオーディションです。
アヴィラステージは小倉優子さん、眞鍋かをりさん、重盛さと美さん、ミラクルひかるさん、クリス松村さんなど幅広く多くのモデルやタレントさんが活躍した大手の芸能事務所です。
アヴィラステージが良かった理由としては、大手芸能事務所でありながら最近新人発掘に力を入れていて、所属できる可能性が高いということです。
芸能界で売れるためには大手の芸能事務所が重要であるというのはこのサイトでも散々お話ししています。
大手の芸能事務所というのは、人気が殺到しほとんどの人が所属できないのが現状です。
また私が過去にオーディションを受けた時は、5人くらいで1グループでオーディションを受ける形でした。
終始和やかな雰囲気で、簡単な自己紹介と特技などがあれば披露するくらいのオーディションでした。
またオーディション会場にクリス松村さんなどもいらっしゃって、色々な芸能界のお話を聞けたりもしました。
オーディション自体初めての人も多く、和やかな雰囲気で未経験でもとてもやりやすかったのを覚えています。
受けるだけでもとてもいい経験になったので、積極的に受けてみることをおすすめします。
まとめ:自己PRは無駄なことを話さず相手が興味を持つことを意識する
これを踏まえて自己PRを作成しましょう。
オーディションははっきり言って慣れなので、とにかくたくさん受けてみることが大事です。
受けているうちに自分がどういう風にすればいいのかがわかってきますし、緊張もしなくなってくるのでリラックスしてオーディションに臨めるようになると思います。
少しでも気になるオーディションがあれば積極的に参加していきましょう。
そこで一歩踏み出していけるかが芸能界における成功のカギです。
みなさんがよい芸能活動ができるようになることを期待しています。
オーディションの服装について
おすすめの芸能事務所について

これまで5年以上大手芸能事務所にて、俳優、モデルを中心に活動。
出演はドラマ、映画、雑誌、CM、再現VTR、など多数。
芸能界のリアルな話や売れるためのぶっちゃけ話を中心に書いていきます。