「モデルやタレントとして芸能界で活躍したい!」
と思っている人は、積極的にオーディションに挑戦してみましょう。
オーディションで注目を集めることで、何歳からでも芸能界でのキャリアをスタートさせることが可能です。
事務所主催のものや、コンテスト形式のもの、案件単位で開催されるものなど、オーディションにはさまざまな種類があります。
この記事では、芸能界のオーディションの種類や、おすすめのオーディション、オーディションの流れなどを解説します。
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芸能界オーディションの種類
一口に「オーディション」と言っても、実はさまざまなものがあります。
方向性や求められる人材が異なるため、合格するには事前の情報収集が重要です。
自分と相性のいいオーディションかどうかは合否だけでなく、その後のキャリアの描き方にも影響を与えます。
オーディションを受ける際には、傾向の把握とそれに合わせた対策を徹底しましょう。
芸能事務所のオーディション
テレビや雑誌などで広く名前が知られている芸能人の多くは、芸能事務所に所属しています。
事務所所属は芸能界でのキャリアスタートのさせ方として王道のやり方です。
そのため、モデルやタレントとして芸能界で活躍したいのであれば、まずは事務所に所属することを目指すことをおすすめします。
最近では、SNSなどでフォロワーを増やすことで、フリーランスとして活躍する芸能人も増えてきました。
しかし、フリーランスとしてキャリアを積むということは、0から人脈を築き上げるということでもあります。
特に、テレビや雑誌などへの出演オファーは事務所を通して行われるのが慣例であるため、SNSなどで相当な影響力を発揮しなければ、フリーランスとして仕事をとることはできません。
事務所に所属すれば、すでに事務所が持っている人脈やコネクションによって仕事のオファーが受けられます。
また、アンチなどによる攻撃にも事務所が対処してくれることもあるため、安心して仕事ができます。
特に、0から始めるのであれば芸能事務所のオーディションを受け、所属することをおすすめします。
おすすめの芸能事務所については、このあと紹介します。
コンテスト系のオーディション
大手の事務所や雑誌、テレビ番組などがコンテスト形式のオーディションを開催することもあります。
コンテスト形式のオーディションを開催する目的は、
- 事務所所属モデル・タレント
- 雑誌の専属モデル
- 番組等を盛り上げる人材
の発掘です。
こうしたコンテスト形式のオーディションに参加することで、芸能界でのキャリアをスタートさせることができます。
0からキャリアをスタートさせられるのは、コンテスト系のオーディションに参加することのメリットです。
全くの初心者であっても、才能やスキルがあれば芸能界での仕事をスタートさせられます。
コンテスト系のオーディションのデメリットとしては、たくさんの参加者と競い合い、勝たなければならないということです。
他の参加者とトラブルになる可能性があるだけでなく、他人と比較し、落ち込んでしまうこともあるかもしれません。
審査項目の中にSNSのフォロワー数などが盛り込まれているものもあります。
それぞれ、目的や求める人材が異なるため、コンテスト形式のオーディションに参加する際には、あらかじめグランプリになることで得られるものが何なのかを把握するようにしましょう。
また、コンテスト系のオーディションでは日頃からSNSなどで発信し、フォロワーを増やす努力をすることで有利になることもあります。
その他案件ごとのオーディション
テレビCMや雑誌などが単発で出演者を募るオーディションを開催することもあります。
こうした案件ごとのオーディションに何度も挑戦し、合格することで少しずつ芸能界でのキャリアを積むことも可能です。
しかし、これは「一つ一つの案件ごとに就職面接を受ける」ということでもあります。
1つのオーディションに合格し、CMなどに出演できたとしても、次の案件が用意されているわけではないため、次のオーディションでの合格を目指さなければなりません。
現在、売れっ子と言われているタレントやモデル、俳優でもオーディションに落ちることは珍しいことではありません。
芸能界は俳優が出演しているテレビ番組内で、
「最近、別のオーディションに落ちまして」
と話していたとしても全く不思議ではない世界です。
案件ごとにオーディションを受けることによるキャリアアップは非常に地道な上に、不合格となった時のメンタル維持が鍵になってきます。
【2024年】特におすすめの芸能界オーディション
AVILLASTAGE(アヴィラステージ)
ここで私が今まで受けてきた芸能事務所のオーディションで一番良かったものを紹介します。
それは、アヴィラステージのオーディションです。
アヴィラステージは小倉優子さん、眞鍋かをりさん、重盛さと美さん、ミラクルひかるさん、クリス松村さんなど幅広く多くのモデルやタレントさんが活躍した大手の芸能事務所です。
私は過去にアヴィラステージのオーディションを受けたことがあります。
アヴィラステージが良かった理由としては、大手芸能事務所でありながら最近新人発掘に力を入れていて、所属できる可能性が高いということです。
芸能界で売れるためには大手の芸能事務所が重要であるというのはこのサイトでも散々お話ししています。
大手の芸能事務所というのは、人気が殺到しほとんどの人が所属できないのが現状です。
また私が過去にオーディションを受けた時は、5人くらいで1グループでオーディションを受ける形でした。
終始和やかな雰囲気で、簡単な自己紹介と特技などがあれば披露するくらいのオーディションでした。
またオーディション会場にクリス松村さんなどもいらっしゃって、色々な芸能界のお話を聞けたりもしました。
オーディション自体初めての人も多く、和やかな雰囲気で未経験でもとてもやりやすかったのを覚えています。
受けるだけでもとてもいい経験になったので、積極的に受けてみることをおすすめします。
テアトルアカデミー
テアトルアカデミーは、創業から40年続き長く日本の芸能界を引っ張ってきている有名な芸能事務所です。
月間平均出演数も1,500本以上と、業界との太いパイプがタレントの仕事につながっています。
所属タレントは、鈴木福さん(フジテレビ「一休さん」)、谷花音さん(テレビCM「キシリクリスタル」)、脇知弘さん(日本テレビ「ごくせん」熊井輝夫役)、小越勇輝さん(ミュージカル「テニスの王子様」越前リョーマ役)など多数。
参加者はオーディション未経験の人も多いので、非常に受けやすいです。
芸能界を目指すのであれば、こちらも受けてみるべきオーディションの1つだと思います。
キャストパワーネクスト
キャストパワーは、大島さと子さんや遠野なぎこさん、黒田福美さんなど長く芸能界で活躍されている方が多数所属されています。
黒田福美さんは昔、金田一少年の事件簿に出演されていて個人的にとても好きな女優さんでした。
そのキャストパワーでは今、新しく所属する方を積極的に募集しています。
主にこれから芸能界を目指していく方向けのオーディションが多く、オーディション内容も自己PRとそれぞれのオーディションに対応した簡単な課題実技となっており、オーディション未経験の方にもとても参加しやすいものになっています。
年齢層が高く長く芸能界で活躍されている方が多い芸能事務所なので、これから芸能界を目指そうとしている方にはぜひおすすめです。
ノーリーズンファーム
ノーリーズンは、森口博子さん、五月みどりさん、千昌夫さんなど芸能界を代表する大御所タレントの方が数多く在籍する芸能事務所です。
そんなノーリーズンでは現在、様々なオーディションを開催し新しい所属者を積極的に募集しています。
特に40代、50代、60代に限定したオーディションも開催するなど、幅広い年齢の所属者を受け入れています。
こういった大御所の方が多数在籍する芸能事務所は、バーターで出演できるチャンスも多く、これから芸能活動を始める方には仕事のチャンスが多くあるので、とても有利です。
ぜひオーディションに参加してみてはいかがでしょうか。
芸能事務所オーディションについて
芸能界でキャリアをスタートさせるにはさまざまな方法がありますが、以下では特に芸能事務所でのオーディションについて詳しく解説します。
オーディションの流れ
事務所所属のためのオーディションの大まかな流れとしては、
- 書類選考
- 面接(レッスン等が開催されることもある)
- 合否の判定および契約の締結
が一般的です。
1.書類選考
まずは所属したいと考えている事務所に、履歴書や写真といった必要書類を送ります。
写真は、一般的な証明写真ではなく、バストアップや全身写真など容姿が分かりやすいものを用意しましょう。
事務所が重視しているのは、容姿が整っているかどうかではなく、どのような人材かが分かりやすいかどうかです。
そのため、バストアップ写真ではナチュラルメイクを心がけるようにしましょう。
また、「ノーメイクで」と事務所側から指定がある場合もあります。
さらに、全身写真は自分のスタイルが分かりやすいファッションで写ったものを用意してください。
全身が写っているからといって集合写真は絶対にNGです。
必ず自分が一人で写っているものを用意しましょう。
2.面接
書類選考を通過した後は、事務所の社長やマネージャー、スタッフによる面接を受けます。
このとき、遅刻は厳禁です。
また、面接の際にもナチュラルメイク・ノーメイクで、スタイルの分かりやすい服装を心がけましょう。
面接時に実技としてウォーキングや原稿読み、写真撮影といったことをする場合もあります。
さらに、事務所によっては面接のあとにレッスンを受けることもあります。
レッスンでの成長度や態度などの審査が目的であるだけでなく、所属後すぐに使えるスキルを身につけるためのものであるため、積極的に受講しましょう。
ただし、レッスン参加費についてはあらかじめしっかりと確認しなければなりません。
芸能事務所を名乗っているもののなかには「所属のためのレッスン」と言ってお金を騙し取ろうとするものも存在します。
こうした詐欺被害にあわないためにも、たとえ「レッスン代は無料」などと書かれていたとしても、費用については分からないことをうやむやにせず必ず確認してください。
3.合否の判定および契約の締結
面接やレッスンの後に合否の判定がなされます。
合格した場合は、事務所への所属に関する契約を交わすことになります。
所属する前に契約書の内容も必ずチェックするようにしましょう。
オーディションで聞かれること
オーディションでは主に以下のことが聞かれます。
- 志望動機
- 趣味・特技
- 好きな芸能人や目標としている人
- どんな仕事がしたいか
- 自分自身の長所・短所など性格
- 現在の生活状況
- 家族構成(特に未成年の場合)
これらについては非常によく聞かれるため、回答できる状態でオーディションに参加するようにしましょう。
オーディションで受かるポイント
以下では、事務所でのオーディションで受かるためのポイントを紹介します。
自分の個性を大切にする
オーディションでは、自分の個性をうまくアピールできるかどうかが最も重要になってきます。
自分の性格や特技は積極的にアピールするようにしましょう。
「〇〇全国第一位」
「〇〇賞受賞」
といった実績は印象に残りやすいです。
また、「個性をアピールすること」と「あえて他の人と違うことをしようとすること」は全く意味が異なります。
個性とは「他の人・周りの人と異なる点」ではなく、「その人の素の状態」のことを指します。
ある状況で他の人と同じことをしていたとしても、それは「個性がない人」というわけではなく「この状況で他の人と同じことをするという個性がある人」ということです。
そのため、あえて他の人と違うことをしようとすると悪目立ちになってしまう恐れがあります。
オーディションで重視されるのは「素の状態」です。
オーディションでは他の人と比較しようとするのではなく、自分の素の状態で参加するようにしましょう。
姿勢を正して挑む
背筋を伸ばし、胸を開いてリラックスした姿勢は黙っていても自信があるように見えます。
逆に猫背など姿勢が悪い人は「自信がないのかな?」と疑われてしまう恐れがあります。
「人前に出ても大丈夫!」
そういった姿勢をアピールするために、オーディションには自信があることを示す正しい姿勢で挑むようにしましょう。
一般常識は守る
- 遅刻はしない
- きちんとあいさつができる
- 他の人が不快がるようなことはしない
といった一般常識の有無は芸能界でも重要になってきます。
せっかくブレイクしたものの遅刻の常習犯だったことが原因で、干されたと噂されている芸能人も決していないわけではありません。
一般常識が守れる人かどうかも審査対象となっているため、オーディションでも徹底するようにしましょう。
芸能界入りできる年齢は?
「若い人しか芸能界に入ることはできない」
と思っている人は多いですが、実は何歳からでも芸能界には入ることが可能です。
社会人経験を積んだあと、芸能界で活躍するシニアタレント・モデルも、最近は増加傾向にあります。
芸能界でのキャリアは何歳からでも始められるものであるため、オーディションには年齢をコンプレックスにすることなく挑戦しましょう。
ただし、事務所によっては年齢制限が設けられていることもあるため応募する前に確認する必要があります。
また、年齢制限を超えていても際立った実績等があれば、受け付けてもらえる可能性が全くないわけではありません。
芸能事務所に受かる確率は?
学校入試や一般的な資格試験のように、芸能事務所のオーディションは一概に「合格率は⚪︎%」と言えないところがあります。
同じ事務所でも、相当魅力的な個性がある人しか合格させない時期もあれば、ある程度基準を満たしていれば合格させる時期もあるということも珍しくありません。
合格率は事務所やその時期によって異なるものです。
ただし、常に積極的に所属者を募集しているところもたくさんあります。
そうした事務所を狙ってみるのもおすすめです。
入らない方がいい芸能事務所の特徴
芸能事務所のなかには悪質なものも存在します。
表向きには芸能事務所をうたっていたとしても、実は詐欺目的で運営されている組織だったという事件もあります。
また、社長やスタッフ、関係者との枕営業を強要してくる事務所も決してないわけではありません。
こうしたリスクを回避するため、以下では所属しない方がいい芸能事務所の特徴を紹介します。
所属タレント・モデルに活躍している人がいない
すでに所属しているタレント・モデルに活躍している人がいないということは、その事務所に所属したとしても自分も同じように活躍できないということでもあります。
芸能界で仕事ができるかどうかには、事務所の力も重要になってきます。
事務所が持っているコネクションが多ければ多いほど、所属タレント・モデルの活躍の場も増えるということです。
そのため所属する前にはすでに所属している人の仕事をチェックしましょう。
所属費用を明確に提示しない
所属に際して、さまざまな費用を請求してくる芸能事務所も存在します。
レッスン代やコンポジ(プロフィール写真)撮影費などであることも多いため、一概に「お金を要求してくる=悪質」とは言い切れません。
しかし、なぜ費用がかかるのかをきちんと説明しようとしない事務所は、悪質である可能性が高いです。
表向きには「芸能事務所」を名乗っていたとしても、実はお金を騙し取るために運営されていた組織だったといった事件も過去にはあります。
「無料」という言葉を鵜呑みにしないと同時に、費用がかかる場合は必ずその内訳のチェックと相場価格との比較をするようにしましょう。
街中でやたらとスカウトしている
街中でやたらとスカウトしている事務所の場合は、「誰でもいいから所属してほしい」という事務所である可能性があります。
そうした事務所では、所属できたとしても仕事ができるわけではありません。
所属者の離脱率が非常に高いというケースも考えられます。
また、やたらとスカウトしてくる芸能事務所の中にはエロ系のものもあるため、気をつけるようにしましょう。
事務所の規模が小さい
事務所の規模が小さい場合、あまりコネクションがない事務所である可能性もあります。
もちろん、なかには少数精鋭の事務所もありますが、規模が小さい事務所への所属を検討している場合は、先輩となる人がどのような仕事をしているかを必ず確認しましょう。
枕営業を要求してくる
昨今、大手事務所の社長による所属タレントの性加害が話題となっています。
社長やスタッフ、仕事の関係者に枕営業を強要してくる事務所は残念ながら存在します。
昔に比べ浄化は進んでいるものの、所属者に枕営業をさせる因習が残っている事務所はあるため、事務所についての情報は事前に必ずチェックしましょう。
まとめ
芸能界で活躍したいのであれば、オーディションに挑戦することをおすすめします。
特に、事務所が行っている所属タレント・モデルの発掘を目的としたオーディションでは、合格することで比較的安定的にその先のキャリアを築くことができます。
キャリアの第一歩を踏み出すためにも、積極的にオーディションに挑戦しましょう。
これまで10年以上大手芸能事務所にて、俳優、モデルを中心に活動。
出演はドラマ、映画、雑誌、CM、再現VTR、など多数。
芸能界のリアルな話や売れるためのぶっちゃけ話を中心に書いていきます。