「テアトルアカデミーに応募してみたいけど、二次審査の合格率はどのくらい?」
「二次審査面接の質問内容は?」
「合格するには何をすべき?」
この記事を読まれている方は、テアトルアカデミーのオーディションを受けることを検討しているかと思います。
テアトルアカデミーとは、タレントの育成からマネジメント、製作まで手がける大手総合芸能学院です。
テアトルアカデミーのオーディションは一次審査と二次審査があり、最終的な合格率は5%程度と言われています。
今回は、子供がテアトルアカデミーのオーディションに参加し、実際に合格した体験をもとに、テアトルアカデミー二次審査の合格率や、面接の質問内容などについて詳しく解説します。
オーディションに受かるためのポイントも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
テアトルアカデミーオーディション
テアトルアカデミーのオーディションについて
テアトルアカデミーのオーディションは年齢不問。
赤ちゃんからシニアまでオーディションに参加でき、全国でオーディションが開催されています。
オーディション参加費用は無料で、他の芸能事務所のオーディションより門戸が広いと言えるでしょう。
さらにテアトルアカデミーのオーディションに合格し所属が決まれば、タレントとして活躍するために様々なレッスンでタレントとしてのスキルを磨き、芸能のお仕事を紹介してもらえるようになります。
テアトルアカデミーの審査は2回
テアトルアカデミーの審査はエントリーシートによる書類審査と、テアトルアカデミー各校で開催される実技面接を含む二次審査の2回です。
一次審査については下記リンクにて詳しく解説しているので、ぜひ合わせてお読みください。
テアトルアカデミー二次審査の合格率は?
テアトルアカデミー 二次審査の合格率は、オーディション開催時期や会場など、その時々によって変動します。
テアトルアカデミーは合格率を公に公開していませんが、二次審査の合格率は20%〜40%。
応募から二次審査合格までの最終的な合格率は5%程度だと言われています。
オーディション開催時期によって合格率は変動しますが、合格率が1%になったこともあるようで、なかなか狭き門のようです。
テアトルアカデミー二次審査の内容について
テアトルアカデミーの二次審査と内容について見ていきましょう。
二次審査開始前にテアトルアカデミーの紹介・説明と、実技テストのレクチャーがあります。
二次審査オーディションの内容は以下の通りです。
テアトルアカデミーの二次審査内容
- 5名程度のグループ審査
- カメラテスト
- 実技テスト
- 面接
面接官は、テアトルアカデミーのマネージャーや演出家など業界関係者が複数人いて、オーディション受験者の個性や将来性や伸びていく可能性をチェックされます。
オーディションの様子はビデオカメラで常時撮影されており、5名程度のグループ審査です。
部門別にオーディションの内容や審査ポイントが少しずつ変わるので見ていきましょう。
ベビー部門の審査内容
赤ちゃん(0ヶ月〜2歳半頃)の二次審査内容
- カメラテスト
- 実技テストなし
- 保護者面接
ベビー部門(0ヶ月〜2歳半頃)はカメラテストと保護者面接があり、演技審査はありません。
カメラテストは赤ちゃんを保護者の膝の上に座った状態で乗せてカメラを向け、赤ちゃんの反応を見ます。
撮影時間はほんの数十秒程度。
審査員に赤ちゃんの色々な表情を見せたいところです。
しかし、赤ちゃんはパパママの気持ちに敏感なので、保護者が緊張してしまうと赤ちゃんも緊張してしまいます。
緊張しないというのは難しいかもしれませんが、お子さんと一緒にオーディションを楽しむ気持ちで参加するといいですね。
キッズ・ジュニア・ユース部門(2歳半頃〜高3)の審査内容
キッズ・ジュニア・ユース部門(2歳半頃〜高校3年生)の二次審査内容
- カメラテスト
- 審査員と会話
- 実技テスト
- 保護者面接
常時ビデオ撮影されている中、オーディション受験者の面接官と会話をする表情や声、話の受け答えや身振りなどを審査されます。
実技テストには「セリフテスト」「歌唱」があり、「セリフ」はそれぞれの年齢に合わせたセリフです。
また、「歌唱」は任意となっていて、好きな曲を歌うことができます。
子役の現場では、大人からの指示聞きやコミュニケーションが必須です。
そのため面接官との会話のやり取りがポイントとなります。
面接官と質問に対してハキハキした受け答えができると望ましいです。
日頃の生活の中で自分の名前を言う練習や、好きな食べ物、好きな遊びなど自己紹介の練習をしておくと良いでしょう。
保護者面接の質問内容について
保護者同伴の審査では、保護者も子どもと一緒に面接を受けます。
面接官からお子さんについて質問があり、よくある質問内容を紹介するので参考にしてください。
- どんな子どもで、どんな性格なのか
- 人見知り場所見知りはあるか
- お子さんの発育状況について、よく食べるか、よく寝るか
- 他の事務所ではなかく、なぜテアトルアカデミーを選んだのか
- 将来どんな子どもになってほしいか
- どんな仕事をしてみたいか
オーディションにどうこされる保護者の方はオーディション当日までに、自分のお子さんについて面接官に話ができるように考えておくとベストです。
アカデミー・シニア部門の審査内容
アカデミー・シニア部門(18歳以上〜)の審査内容
- 実技審査(セリフ)
- 歌唱(任意希望者のみ)
- 面接
テアトルアカデミー・シニア部門の二次審査はグループ面接と実技で構成され、レクチャーで受けたセリフと歌唱です。
歌唱は任意となり、好きなジャンルを歌うことができます。
テアトルアカデミーオーディションのいずれの審査も現在の受験者のレベルや上手い下手を見るものではありません。
また、テアトルアカデミーのオーディションでは容姿より個性を重視しています。
面接官に自分の魅力を十分にアピールしましょう。
テアトルアカデミーオーディション
テアトルアカデミー二次審査の結果はいつ?
テアトルアカデミーの二次審査の結果は、通常オーディションの日から7日〜10日程度で郵送で通知されます。
結果は通知が早まる場合もあるので、テアトルアカデミーからのメールや郵送物の確認をするようにすると良いでしょう。
テアトルアカデミー二次審査に合格するには?
テアトルアカデミー二次審査に合格するためには事前準備が大事です。
二次審査突破のために、抑えておきたいポイント
- 服装
- 二次審査会場の入り時間
- 二次審査によくある質問
- アピールすべきポイント
ポイント4つを紹介します。
テアトルアカデミー二次審査にふさわしい服装を選ぶ
オーディションの服装は動きやすい普段着でOK。
華美に着飾る必要はなく、清潔感が重要です。
女性はメイクをなるべくナチュラルにし、素材がわかるようにします。
実技審査があるので、靴は動きやすいものを選びましょう。
赤ちゃんには、その子に1番似合う洋服を着せてあげてください。
無理に着飾ったりブランド物を着せる必要はありません。
キッズも同様で、子どもらしくその子に似合った服にします。
小さいお子さんは万が一汚してしまった時のために、着替えを持っていくと安心ですよ。
余裕を持って二次審査会場へ向かう
オーディション会場には時間に余裕を持って行きましょう。
不安な人は事前に会場まで行ってみることをおすすめします。
テアトルアカデミーの二次審査は、テアトルアカデミー各校で行われています。
(大宮校と柏校は東京校で開催)
また、オーディションには可能な限り公共機関を利用するようにしましょう。
これはテアトルアカデミーのオーディションに限ったことではなく、芸能の現場やオーディションでも同様なので念頭に入れておいてください。
万が一、オーディションに間に合わない場合は必ず連絡を入れます。
公共機関の遅れによる遅刻は遅延証明をもらうようにしてください。
早く着きすぎてしまった場合も迷惑になってしまうので、集合時間まで会場の近くで時間を潰すようにします。
集合時間15分前を目安に二次審査会場に着くようにしましょう。
質問内容の返答を考えておく
緊張しないだろうと思っても面接官を前にし、いざ自分の番となったら緊張してしまうもの。
オーディションで聞かれる質問や予想される質問をまとめたので参考に考えてみてください。
赤ちゃんによくある質問
- よく笑いますか?
- よく食べますか?
- 最近どんなことができるようになりましたか?
- どのようなお子さんですか?
保護者への質問がメインになります。
日頃のお子さんの成長で感じることや、将来こんな子になってほしいなど、今のありのままの姿と希望の将来を伝えられるようにしましょう。
キッズ・ジュニアによくある質問
- お名前と年齢を教えてください
- 好きな食べ物は何ですか?
- 今日の洋服は誰が選んでくれましたか?
- 得意なことはありますか?
- 最近頑張っていることはありますか?
面接官とお子さんとのやりとりと、保護者への質問があります。
子どもの年齢が上がるにつれて質問内容も難しくなることが予想されるので、いかに日々子どもが様々な人とのコミュニケーションをとる機会があるかがポイントです。
自分のことを知ってもらうにはどうしたら良いか、人に自分のことを伝える練習を事前にしておきましょう。
保護者の方も、なぜテアトルアカデミーオーディションに参加したかなど理由を聞かれることがあります。
日頃のお子さんの姿をよく見ておくと良いですよ。
どのような性格なのか、家庭の教育方針なども考えておくのもおすすめです。
アカデミー・シニアに予想される質問
- テアトルアカデミーに入りたい理由
- どんなタレントになりたいか
- 将来の目標や夢について。
- 自分の性格について
- 自分の良いところや強み
エントリーシートに書いたことを、よく振り返ってみるといいでしょう。
また、自分の性格など自己分析してみるのもおすすめです。
テアトルアカデミーでチャレンジしてみたいことや、今までの自分の経歴などを活かしたいなど自分の強みをや前向きな気持ちをアピールしてください。
自分らしさと前向きな気持ちをアピールしよう
オーディションに受かりたい、面接官によく見られようと思って、無意識に事実より大きすぎることを話してしまったり、嘘をついてしまったりすることがあります。
それは決して悪いことではありませんが、面接官は今までに何万人もの人を見てきているので簡単に見抜かれてしまうでしょう。
「この子は緊張してるんだな」「うまく答えられなくて困ってるな」というのが面接官はわかりますし、その初々しさが評価されることも少なくありません。
テアトルアカデミーのオーディションは芸能界で活躍できる素材や伸びしろのある子や将来性を重視しています。
良い姿を見せよう、うまく出来なかったらどうしようなど考えずに、まずはオーディションを楽しんで参加しましょう。
テアトルアカデミー二次審査に関するQ&A
テアトルアカデミー二次審査に関する疑問をQ&Aにまとめました。
アカデミー・シニア部門(18歳以上〜)の審査内容
- テアトルアカデミーの二次審査は辞退できる?
- オーディションに落ちてしまったら?
- テアトルアカデミーには特待制度があるって本当?
それぞれお伝えします。
テアトルアカデミー二次審査は辞退できる?
テアトルアカデミーの二次審査は都合がどうしても合わなければ、連絡をして辞退することも可能です。
実際に一次審査だけの記念受験をする方や、オーディション参加しようか悩んだ結果、オーディション当日を迎えてしまい参加できなかった人なども一定数します。
強制参加ではないので、一次審査合格後に必ず二次審査を受けなければいけないわけではありませんが、欠席する場合はテアトルアカデミーに連絡を入れましょう。
欠席の場合は、連絡を入れる旨が二次審査の案内に書かれています。
二次審査の日に都合が悪い場合でも問い合わせをすれば、次回のオーディションに案内してもらえたり参加したりこともできますよ。
しかし、芸能のお仕事は一度エントリーしたものや、仕事を引き受けたものに対してキャンセルはありえないということを覚えておいてください。
無断欠席や遅刻は迷惑をかけるだけでなく、信用を失ってしまいお仕事に呼ばれなくなります。
芸能界で活躍したいのであれば、どうしても都合がつかない場合以外はオーディションに参加するようにしましょう。
テアトルアカデミー二次審査に落ちたら?
テアトルアカデミーは、二次審査に落ちてしまっても何度でも受験が可能です。
テアトルアカデミーに限らず、芸能のオーディションは何度も落ちて何度も再受験して合格することは珍しくありません。
一度落ちてしまったからといって諦めず、再度受験してチャンスを掴んでください。
テアトルアカデミーには特待生制度があるって本当?
テアトルアカデミーには公に公表されてはいませんが特待生制度があります。
特待生制度では費用の免除、芸能のお仕事の斡旋、メディア露出などがありますが、二次審査で特待生になれるとは限りません。
しかし、テアトルアカデミー所属後に特待生になれるチャンスはあります。
テアトルアカデミーで特待生になる方法など下記に詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
まとめ
今回は、テアトルアカデミー二次審査の合格率から、オーディションの内容や気になる疑問について解説してきました。
テアトルアカデミー二次審査の合格率は20%〜40%程度で、応募から二次審査合格までの最終的な合格率は5%程度でした。
「オーディションを受けようか悩んでいる」「受かる自信がない」など不安に思ってても何も始まりません。
芸能の仕事が決まるきっかけや売れるきっかけは未知数です。
しかし、テアトルアカデミーのオーディションは、今の実力ではなく今後芸能界で活躍できる素質があるかを見ています。
また、テアトルアカデミーは大手総合芸能学院のため、合格後にはタレントとして活躍できるようにレッスンが用意されていることに加え、芸能のお仕事の紹介が圧倒的に多いです。
テアトルアカデミーのオーディションは無料で全国各地で開催されています。
芸能界に入りたい、テアトルアカデミーが気になるのであれば、ぜひチャレンジし芸能界デビューの夢を掴んでください。
テアトルアカデミーオーディション

これまで5年以上大手芸能事務所にて、俳優、モデルを中心に活動。
出演はドラマ、映画、雑誌、CM、再現VTR、など多数。
芸能界のリアルな話や売れるためのぶっちゃけ話を中心に書いていきます。