歌手を目指している方、歌うことをお仕事にしたいと考えいている方はたくさんいらっしゃるかと思います。
しかし、歌手になるには近道はあるのか、どのような練習をすれば歌手になるという夢に近づくことができるのか、などを知っている方は多くはないと思います。
そこで、このブログではそういった“歌手になりたい!”と思っている方にとって、なるだけわかりやすく“歌手”とは何なのか、そして“歌手になるための方法”をお伝えできればと思います。
記事の途中で歌手になるための一番おすすめのオーディションも紹介しています。
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歌手とは
そもそも“歌手”とは何か
ここで言う“歌手”とは、歌をうたうことでお金を稼ぐ職業のことを指しています。
“歌手”と一言でいっても、“歌うこと”でお金を稼ぐ方法は多岐に渡ります。
歌手の仕事
音源販売
いちばんイメージしやすいのは、「音源販売」だと思います。
楽曲をレコーディングしてCDを制作し販売する、またはiTunes、mora、レコチョクなどのサイトでダウンロード販売したり、AppleMusicやSpotifyなど音楽サブスクサービスで配信することで対価を得ることができます。
ライブ
次に考えられるのは「ライブ」です。
“ライブ”を開催し、観覧するためのチケットを販売することで対価を得ることができます。
ライブを自主的に企画制作する場合、制作費(会場費用・人件費[バンド・照明・音響・その他スタッフ]・演出費用・その他)を差し引いた利益を得ることができます。
もしあなたが事務所(プロダクション)に所属する場合は、ライブ1本あたりのギャランティを事務所から支払ってもらう、という契約になるかもしれません。
その場合は制作費を負担するリスクを背負うことなく、契約で決めた金額分のギャランティを支払ってもらえることになります。
※ライブでの収益のほかに「グッズ販売」も付随してきますが、ここでは“歌うこと”での直接的な報酬とは少し異なるので省きます。
メジャーとインディーズの違い
“メジャーデビュー”という言葉は聞いたことがあると思います。
メジャーデビューとは、メジャーレーベルから音源を発売することを指しています。
メジャーレーベルというのは大手レコード会社のことを言うようになってきていますが、どこまでがメジャーレーベルなのかという線引きは非常に曖昧になってきています。
ソニーミュージック、エイベックス、ユニバーサルミュージック、など全国に流通を持っている大手レコード会社を指して使われることが多いです。
ちなみにソニーミュージックの中だけでも様々なレコードレーベルに分かれており(ソニーミュージックレコーズ、SMEレコーズ、エピックレコード、アソシエイテッドレコーズ、キューンレコード、SACRA MUSIC、等々・・・)、それぞれのレーベルに“ロックが得意”“アニメ音楽が得意”などの特色(レーベルカラー)があります。
そういったレーベルには属さずに個人で、または大手とは違って小さなレコードレーベルに所属して活動を行うことが「インディーズ」となります。
メジャー/インディーズのメリット&デメリット
メジャー、インディーズ、それぞれにメリットやデメリットがあります。
メジャーレーベルのメリットとしては、「タイアップなどをとる力がある」「(音楽制作チームとは別に)宣伝チームがあるのでプロモーション力が強い」「全国での流通販売をもっているので規模の大きさや販売範囲が広い」などがあげられます。
デメリットをあげるとすれば、社内での競合がひしめくため「優先順位を争う必要が生じる場合がある」、プロジェクトにもよるがレーベルの意向が強い場合やチームで音楽を作る場合「自分のやりたい音楽とは違うものを歌う必要が生じる場合がある」、「自分の好きなタイミングでリリースできるわけではない」などがあげられます。
インディーズのメリットとしては、個人でやる場合には「自分の思ったもの、好きなものを好きなタイミングでリリースできる」、要はなんの制約にも縛られません。
また、売れた時の利益はすべて自分のものになるので、ハイリスクながらハイリターンではあります。
逆にデメリットとしてあげられるのは「すべてのリスクを背負う」必要があること。
また最近では音楽の試聴もYouTubeなどで手軽に聴ける&配信もできてしまうので、インディーズでもヒットが生まれてきています。
特にインターネットの世界では誰もが発信できるプラットフォームが増えているので、リスクを背負うことなく活動することもできるようになってきています。
事務所(マネージメント・プロダクション)とは何なのか
歌手になった場合、“レーベル”とは別に「事務所」と関わりがあります。
ここでいう事務所は“マネージメント”や、“プロダクション”と言われるものと同じものです。
あなたが歌手になったとして、レーベルのスタッフは「ディレクター」、事務所のスタッフは「マネージャー」に分かれます。
事務所の仕事としては、あなたのマネージメント(管理)が仕事となるので、日々のスケジュール管理や業務がスムーズに行うための全般になります。
また、ライブを企画・開催するのは基本的にはレーベルではなく「事務所」の仕事になります。
事務所がライブを企画・制作・運営します(グッズの企画・制作・販売なども同様に事務所が担うことが基本です)
歌手になるには
さて、「歌手になるための方法」はいくつかあります。
それぞれに違いやメリットはあるので、ここではそれをわかりやすいようにまとめていきたいと思いますが、一番いい方法はまずはアーティストやボーカリストを募集しているオーディションを受けることです。
その理由を説明していきます。
ちなみに今一番おすすめのオーディションも紹介しておきます。
①オーディションを受ける
レコーディングやライブが未経験だったとしても歌手になるために、まず最初にできることは「オーディションを受けること」です。
実際に歌う前には書類審査などもあるかもしれませんが、それも含めて「オーディションを受けること」は応募条件を満たしてさえいれば誰でも受けることができます。
とはいえ、オーディションにも様々な種類のオーディションがあり、開催されるオーディションによって「求められているもの」は異なります。
自分に合うオーディションを探すことも大事ですが、運やタイミングも非常に大事な要素だったりもするので、まずはどんなオーディションでも受けてみるということが一番大事です。
オーディションは参加費用がかからないことが多いですし、経験にもなるので受けて損はありません。
本気でアーティストを目指したいのであれば、気になったオーディションはどんどん受けていきましょう。
ここではオーディションの選択肢として下記の3つを紹介します。
- ボーカリストオーディション
- 俳優・女優オーディション
- 声優オーディション
言うまでもなく歌手を目指すのであれば一番受けるべきは1つ目のボーカルオーディションです。
ただ、2つ目や3つ目のように違うジャンルから歌手に転向していくケースもあるので、一応これらも説明しておきます。
ボーカリストオーディション
いわゆるボーカリストを探しているオーディションになります。
レコードレーベルが定期的に主催するものもありますし、昨今ではレコード会社と共同で、テレビ番組やプラットフォーム(YouTube、LINE、abemaTV)、また音楽とは関係のないジャンルの企業などがボーカルオーディションを開催することもあります。
このようなオーディションでは書類審査や音源審査(デモ曲や歌っている映像データなどを送付)などを経て、歌唱審査(審査員などの前で歌唱する)へと進むという流れが多いです。
ボーカリストオーディションといっても先にも書いたように求められるものはオーディションによって異なります。
例えば、ソニーミュージックとJYPの合同オーディションで選ばれた「NijiU」は、番組を観ていた方はわかると思いますが、単に歌唱力だけではなく、ダンスの能力、コミュニケーションの能力、人柄も含めた“人間力”なども審査されていました。
また、「乃木坂46」などを代表する“坂道系”アイドルグループのオーディションでは、まず書類審査にてビジュアルも求められる要素のひとつとしてあるのは明白です。
そして歌うお仕事が無数にあることと同様、オーディションで求められることも色々あります。
「演歌調の歌をうたってほしい」、「海外にも通用するような和楽器を使った曲を歌ってほしい」「子供向けアニメで流れる温かい曲調のテーマソングを歌って欲しい」「メタル調の激しいロック曲を歌ってくれるボーカリストを探している」等々、オーディションによって選ぶための基準はまったく異なってくるので、まずはどんなオーディションが開催されているのかを調べてみましょう。
ここで現在開催されているオーディションで一番おすすめのものを一つ紹介しておきます。
それが下記のオーディションです。
おすすめの理由として書類審査なしで、AAAの「恋音と雨空」を作詞・作曲した方や、ゴスペラーズ・三浦大知・BoA・JUNNAなどの有名アーティストを手がけた超有名プロデューサー達が個別に会って審査してくれます。
そして合格者には、オリジナルの楽曲制作、ボイストレーニング、オリジナル楽曲のカラオケ配信、ApplemusicやSpotifyなどでの楽曲配信、LIVE出演サポート、オリジナルWEBサイト、ライブハウス利用し放題、など様々な特典もあります。
さらに参加者の中から、TokyoFM、FM大阪、FMFUKUOKA、northwaveへの出演のチャンスも。
実際に全国デビューした方やサマソニ出演者の方も出ています。
もちろん参加費も無料でリモート参加もOKみたいなので、地方の人でも参加できます。
現在、毎月200名以上の人が参加しているオーディションで、オーディション未経験者の方もたくさんいてとてもやりやすい雰囲気なので、ちょっとでも興味がある人は必ず受けた方が良いと思います。
ちなみに、私が芸能活動を行っていて一番大事だと感じたことはとにかくオーディションに参加してみること。
仮にオーディションの結果がダメだったとしても、その経験が必ず次に繋がります。
失うものはありません。
その積み重ねがいつか歌手デビューのきっかけになるので、ためらわずに参加してみて下さい。
ここで一歩踏み出すかどうかで自分の歌手デビューの可能性が決まると思いますので。
歌手オーディションの初心者が注意すべきポイントとは?受かる人の特徴
ミュージックプラネットオーディションについて!商法や内容は?
俳優・女優オーディション
演技に自身がある方は俳優・女優向けのオーディションを受けてみるのも良いかもしれません。
俳優や女優としてブレークした後にアーティストデビューするケースは多々あります。
最近だと菅田将暉は元々音楽が大好きだが、俳優としての知名度を確立してから歌手デビューすることでアーティストとしても大ヒットを記録しています。
「猫」が大ヒットしたDISH// の北村匠もまた、バンド活動を続けてきたが、俳優としての人気が高まった上で“一発録り”で人気の某YouTubeチャンネルで「猫」を歌唱し大ヒットに繋がりました。
しかしあくまで歌手が一番やりたいのであれば遠回りせず、ボーカリスト向けのオーディションを受けるべきです。
声優オーディション
声優から歌手デビューという事例はますます増えてきています。
声優は人気職業のひとつになっており、声優に求められるものもまたマルチな才能になってきている。
声の演技だけではなく、ビジュアル、歌唱力、さらにはダンスまで求められる場合もあります。
キャラソン(キャラクターソング)といった、アニメ内で演じたキャラが歌うテーマソングを歌う仕事など、「声優」と「歌」はもはや切っても切り離せないような密接なつながりになってきていると言えます。
しかしこれも上記でも述べた通り、歌手が一番やりたいのであれば遠回りせず、ボーカリスト向けのオーディションを受けましょう。
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②芸能事務所(プロダクション)に所属する
事務所・芸能プロダクションでは(特に歌手も所属しているような大手芸能プロダクションでは)定期的にボーカルオーディションや俳優・女優オーディションなどを開催している会社もあります。
例えば、ジャニーズ事務所、アミューズ、ワタナベエンターテインメント、スターダスト、ホリプロ、などがその例です。
大手芸能プロダクションに所属するメリット・デメリット
メリットとしては、タイアップ(ドラマ主題歌、CMテーマソング、アニメ主題歌、他)や番組出演(音楽番組での歌唱、バラエティ番組へのブッキング)などの機会を得る可能性が高いことです。
例えばドラマの主役を所属俳優や女優が演じる場合、その番組の主題歌を主演俳優・女優と同じ事務所に所属する歌手やバンドが担当することは多々あります。
過去に放送されたドラマの主演役者と主題歌アーティストの関係を調べればすぐにわかります。
また、大手プロダクションに所属することで仕事を発注しやすいという安心感もあります。
オーディションの情報も集まってくるので、オーディションを受ける機会(チャンス)も必然的に増えます。
しかし、大手プロダクションでは多数のタレントなどを抱えるため、社内での優先順位をまず上げることが必要な場合もある。
全国から集まってくるタレントたちの中でも抜きに出ようと切磋琢磨することは簡単ではないが、その分、宣伝予算の規模なども含め大手プロダクションに所属するメリットのほうが大きいです。
また、プロダクションによって得意・不得意分野があります。
所属しているタレントの方向性を見るとわかると思うが、俳優に強い事務所、女優に強い事務所、舞台関連に強い事務所、音楽関連に強い事務所、アニメ業界に強い事務所など様々です。
自分の目指している歌手や俳優・女優がどのプロダクションに所属しているのかを調べてみるのも、自分のプロダクション選びの際のひとつの指標になるかもしれません。
おすすめの芸能事務所ランキングTOP30を大手芸能事務所の私が解説
③専門学校・養成所に通う
音楽専門学校
音楽専門学校では楽器のプレイヤーを目指している方や、DTMというソフトで音楽を作ろうとしているクリエイター志望の方など様々なジャンルのプロを目指す方が集まってきます。
歌手を目指している方は「ボーカル課」のような“歌”を勉強するためのコースがあります。
ここでは発声の仕方や、複式呼吸での歌い方、レコーディングブースでの録音の仕方、などなど実戦に近いようなことも学ぶことができる。
また、学校内で音楽好きが集まっているので、学校内のメンバーでバンドを組んで活動をしたりするケースも多いです。
学校の卒業生がプロとなり、在校生に仕事を振ってくれるといったこともあります。
声優専門学校・声優養成所
歌手になるための選択肢のひとつとして最近人気を集めているのが声優専門学校への入学です。
近年、声優人気が高まってきており、声優に求められるものが“声の演技”だけではなく“歌唱力”を求められる場面も増えてきています。
特にアニメのイベントが増えてきている中、声優がテーマソングを歌って踊ったり、人気が出てきた声優はアーティストとして歌手デビューしたりと、その活動の幅は飛躍的に広がっています。
「声優養成所」というのは声優プロダクションが経営する下部組織みたいなものを連想するとわかりやすいかもしれません。
養成所の中でも優秀な生徒は声優プロダクションに所属することができます。
細かい話だが、声優プロダクションに所属する=専属契約を結ぶことで、月額の給料をもらえることもある。
プロダクションがとってきてくれる仕事を引き受け下積み経験をしながら、それとは別にキャラクターの“オーディション”などを受けることで仕事を自らとってくる、といった活動になってきます。
④スカウトされる
スカウトされて歌手になる方法もあります。
しかしスカウトは偶然されるものであってこちらから狙ってできるものではないこと、またスカウトを行っているところのうち有名な音楽事務所やレコード会社はごくわずかであることを考えればスカウトに期待するというよりはあくまで自分でオーディションを受けに行った方がいいでしょう。
街でのスカウト
よくテレビなどでタレントがデビューするキッカケは何だったんですか?と聞かれて「スカウトされました」といった回答を見ることがあります。
これは、原宿の竹下通りや下北沢の駅前などで事務所・プロダクションのスカウトマンが原石を探して声をかけるといった類のものだが、最近では場所によって声をかけること(スカウト行為)自体が禁止されていたりするので見かけなくなってきています。
プロダクションのスタッフを装い、声をかけてくるケースもあるので、事件やトラブルに巻き込まれるようなことがないよう注意が必要です。
芸能界にスカウトされるコツや注意点など芸能事務所5年目の私が解説します
ライブでのスカウト
街でのスカウトのほかに、ライブハウスでのスカウトというのもあります。
これは評判の良いライブを行っている歌手・アーティスト・バンドを目当てにレコード会社やプロダクションのスタッフがライブ観覧に足を運び、声をかけるというものです。
自社に所属している歌手が出演する対バン形式のイベントで、偶然ライブを観て気に入り声をかけることなどもあります。
また、定期的に同じライブハウスなどで活動をしていると、そのライブハウスの店長やスタッフがオススメの歌手としてレコード会社やプロダクションのスタッフに売り込んでくれる場合もあります。
オーディションでのスカウト
オーデイションでの審査を受けている中で、そのオーディションでは合格をもらえなかったとしても、審査員が別のプロジェクトでは向いているのでは、ということでスカウトしてくれるケースもあります(このケースは結構多い)。
例えば、「声優アーティスト」を目指すオーディションに参加していたが、“演技力”が他の候補者に劣っていたため合格を勝ち取れなかったのだが、審査員の中に“歌唱”部分を高く評価している審査員がいて、まったく別の“歌い手”を探しているプロジェクトに「こちらに参加してみませんか?」と誘われる、みたいなケースのこと。
また“公開オーディション”などの場合は審査員とは別の外部からもスカウトされる可能性が広がります。
オーディションを番組や配信などで見ていた外部のスタッフが、そのオーディションでは受からなかった方に接触を図るケースです。
Twitterやインスタグラムなど、自身が活動している名前でのSNSがあると、外部からの接触も図りやすく良いかもしれません。
年代別・具体的な歌手のなり方
中学生・高校生で歌手を目指す
10代で歌手を目指す場合、先にも説明したようにオーディションを受けるという方法がまずあります。
オーディションには必ずと言ってもいいほど年齢制限があります。
ただし10代が年齢制限で除外されるケースというのは稀であるし、むしろ長く活動できる可能性を秘めた10代はレコード会社やプロダクションにとっては好条件となります。
大学生で歌手を目指す
大学生は若くて時間もあるので採用する側としては“即戦力”として考えられるので、オーディションなどで合格した場合はすぐに仕事として成立する可能性も。
積極的にオーディションを受けてみましょう。
また、大学のアカペラサークルなどに所属すれば、大学対抗のアカペラ大会などに出場し、勝ち抜くことでテレビに出演するチャンスなどもあるかもしれません。
テレビ番組を観た業界関係者が連絡先を探してスカウトする、といったチャンスも。軽音サークルに所属すればバンドを組んでライブ活動がすることもできます。
ライブが評判になれば口コミでレコード会社やプロダクションのスタッフが見に来ることも。
いろんなところにチャンスが転がっているので、好奇心を持って様々なことにチャレンジしてみることで歌手への道が開ける可能性も増すかもしれません。
社会人で歌手を目指す
社会人であるということは、“歌手”とは別にお金を稼ぐ手段(本業)を持っている方たちだと思うので、“本業”に割く時間を差し引いた時間の中で目指す必要があります。
中には平日の22:00以降でないと活動できない、土日休日のみしか活動できない、などの制約がある方もいるかもしれません。
そのため、積極的にオーディションへの参加をすることなどは中高生や大学生に比べたら難しいかもしれません。
とはいえ、専門学校や養成所に通うにも年齢制限があったり金銭的な負担も考えると“歌手デビュー”への道のりとしては時間的コストも大きなものになってしまうでしょう。
オススメとしては、有効な時間の活用方法としてインターネットを使用して定期的に自分の歌を発信するのが良いのではないでしょうか。
また、土日などに開催するイベント(オンラインイベントも可)で歌を披露する場を設けるなど、好きなことを仕事や夢に繋げるキッカケ作りをすることが大事になるかと思います。
年代とは直接関係ないかもしれないが、YouTubeやSNS、TikTokなどで“歌ってみた”などのカバー動画をアップするのもスカウトされるひとつの方法である。
そういった活動をした上で、自分の参加することのできるオーディションを探すなどすればより効率的でしょう。
社会人から歌手になるには?歌手になりたい社会人が絶対にすべきこと
歌手になるには年齢は関係ある?
20代であればオーディションの制約があまりないだろうが、30代や40代になってくると参加できるオーディション条件に該当しない場合が出てくる可能性はあります。
オーディションに参加する際には応募要項をよく確認して応募しましょう。
ただし、年齢を偽って参加しても結局採用されたあとの契約時などにわかってしまうことではあるので、年齢も含めて双方の希望が合致するオーディションを受けるのが良いでしょう。
最近ではVtuberのように顔を出さずに活動するようなコンテンツも増えてきているので、そういったプロダクトに求められている歌手やタレントは年齢などはあまり関係ないと言えます。
歌手になるために必要な練習やトレーニング
歌手になる必要最低限なこととして“歌がうまい”のは当たり前。
音程がとれる、高音や低音をキレイに歌うことができる、ファルセットやビブラートなどの歌い方を駆使することができるなど、歌の技術が高いと武器になるので、そういった技術を高めるためにボイトレ(ボイストレーナー)に通うことも選択肢の一つです。
ボイトレといっても先生によって指導法は様々です。
呼吸法を中心に教える先生もいれば、食事や筋トレ、さらにはメンタル面など総合的に指導する先生もいます。
どんな先生が自分に合うのかは正直言ってそれぞれ個々人にしかわからないので、いろんな先生に教えてもらい自分に合う先生を見つける、または自分に合うトレーニング方法を見つける、ということができるようであればベストな選択かもしれません。
自宅でボイトレをやる方法!おすすめのグッズや防音対策も紹介!
歌手に向いている人とは
歌手になれる人は本当に一握りです。
多くの人にとってそれは遠い夢のように感じるかもしれません。
ただ、いま“歌手”として活動している人のほとんどは“自分は歌手になれる”と信じて進んできた人たちです。
“運”も味方にしながら、歌手になるためにはやはり自分が歌手になれると信じ続ける必要があります。
誰に何を言われようとも、信じた道を堂々と進む自信、時には根拠の無いものであってもまずは自分に自信を持つことがスタートラインに立つための必要条件でもあり、それを持つことができるあなたがは歌手に向いている、と言えます。
自信は自然とオーディションでの振る舞いやパフォーマンスにも表れます。
優秀な審査員はちゃんとそれを感じ取ってくれるはずでしょう。
まとめ
“歌手”になるためには、まず“歌手”がどのようなものなのかを理解しましょう。
そして“歌手になるには”様々な方法があることを書いてきました。
本当になりたいと強く思うのであればいろんな角度からアプローチすることができます。
まずはオーディションに参加するなど、具体的なアクションをしてみましょう。
オーディションに2~3度不合格になったからといって諦めてしまうようでは、向いているとは言えません。
自信を失ってしまった場合でも、どうやったら自分に自信を持つことができるか、考えながら信じた道を進むしかありません。
そういった努力や経験が“歌手になる”というゴールとは違うゴールにたどり着くことがあるかもしれませんが、決して無駄になることはないでしょう。
あなたの成功を応援しています。
おすすめの大手の歌手オーディションはこれ!アーティスト志望者必見
顔出しなし歌手オーディションでおすすめは?受けて良かったものを紹介
大手レコード会社で10年以上勤務しており、歌手のプロデュースやディレクション、オーディションで発掘したアーティストをプロデュースしている。また音楽制作、宣伝プロモーションなど様々な業務を経験。運営者情報